鶴ちゃんのプッツン5

鶴ちゃんのプッツン5

『鶴ちゃんのプッツン5』は、1986年10月4日から1992年9月26日まで日本テレビ系列局で放送されていたバラエティ番組です。片岡鶴太郎が司会を務め、土曜日の夕方を賑わせました。

概要

番組は基本的に生放送でしたが、一部録画の回や最終回も録画でした。生放送時には、冒頭に日付と「LIVE FROM NTV」のテロップが表示されていました。通常は日本テレビ北本館のKスタジオが使用されましたが、Gスタジオが使用されることもありました。

当初は17:10 - 18:25の75分枠で放送されていましたが、1989年10月からは『NNNニュースプラス1』の時間変更により、17:10 - 18:00の50分枠に縮小されました。ローカルセールス枠の番組であったため、系列局でも放送されない地域がありました。

鶴太郎自身は、『夕やけニャンニャン』以来1年ぶりに17時台の生放送番組の司会を務めました。

出演者

司会
片岡鶴太郎
レギュラー
岡本太郎
チャック・ウィルソン
おきゃんぴー
芳本美代子
石田ひかり
西田ひかる
奥山佳恵
中村綾（ミッチョンズ）
伊林祐加（ミッチョンズ）
岡崎ゆきえ（ミッチョンズ）
笑福亭笑瓶
渡嘉敷勝男
塚田恵理子
プリティ長嶋（片岡馨）
風見しんご
山羊智詞
爆笑問題
あがりた亜紀（現・揚田亜紀）
幕末塾
彦麻呂（幕末塾解散後）
デンジャラス
小森のおばちゃま
小倉淳（当時日本テレビアナウンサー）
大川興業
キャロル久末
クリス・ペプラー
小林のり一
久本雅美
早坂好恵
セイントフォー
Dr.Tommy（PNNニュース内での「HIPHOP天気予報」）
ほか

主なコーナー

PNN（プッツンニュースネットワーク）
CNNのパロディニュース。塚田恵理子がキャスターを務め、鶴太郎も「田畑実」として登場。江東区を“えとう区”、世田谷区を“せただに区”と読むなど、架空のニュースであることを強調していました。
西田ひかるがアシスタントを務めていた時期には、「P-WAVE」というコーナーにリニューアルされ、西田がDJに扮して流行を紹介していました。
腕柔道選手権
3人1組または5人1組のチームが腕相撲で競う勝ち抜き戦。チャック・ウィルソンがレフェリーを務め、柔道の団体戦形式で進行。出場者は柔道着を着用していました。
クイズ!大頭脳!!
3人1組の2チームが対戦する山手線ゲーム形式のクイズ。学校対抗戦で、高校生が主に出場。解答者は水風船が割れるというペナルティがありました。
木原実が天の声を担当し、難波圭一が担当したことも。久本雅美卒業後は西田ひかるが進行役を務めました。
おきゃんぴーのおNEW!
タイアッププレゼントのコーナー。当初は電話帳から無作為に選んだ番号に電話をかけていましたが、後に視聴者からの応募による抽選方式に変更されました。
クイズ! プッツンウォッチング → クイズ! プッツンクエスチョン
小林のり一が司会を務め、笑福亭笑瓶が取材したVTRから出題されるクイズコーナー。笑瓶のウィッキーさんの物まねが人気を博しました。
南南西に進路をとれ
大川興業のタレントたちが札幌市時計台を出発し、日本テレビ社屋を目指すコーナー。メンバーは南南西に直進しなければならず、過酷な道のりの末、大川総裁が気球でゴールしました。
愛の劇場 → ルーとリーの愛の土曜劇場
ミニドラマコーナー。石田ひかり、西田ひかるがヒロインを務めました。

放送局

日本テレビ（制作局）
札幌テレビ（途中打ち切り）
西日本放送（非ネットの時期あり）

補足

1988年9月24日の放送は、昭和天皇の病状悪化により放送中止。その後も、昭和天皇の病状や崩御により、何度か放送休止となりました。スポーツ中継の延長などによる時間短縮や休止もありました。

最終回で、鶴太郎は「バラエティでのレギュラー司会は最後になるかと思います」と語り、その後は俳優業を中心に活動しています。

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