鶴ヶ坂バイパス

鶴ヶ坂バイパスは、青森市鶴ヶ坂を起点とし、同市戸門に至る国道7号のバイパスです。南側では大釈迦バイパスと接続し、北側では青森西バイパスに接続しています。このバイパスは、鶴ヶ坂地区の集落南側を迂回し、西側を経由して戸門の終点で青森西バイパスと旧国道7号（現在の青森県道247号鶴ヶ坂千刈線）に接続します。全区間が片側1車線の道路として整備されています。

概要

鶴ヶ坂バイパスは、青森市内の交通円滑化に大きく貢献しています。かつて起点部の南側約1.5kmには青森市と南津軽郡浪岡町の境界がありましたが、2005年4月1日の合併によりこの境界はなくなりました。2004年11月27日には、鶴ヶ坂バイパスと浪岡バイパスを結ぶ大釈迦バイパスが完成し、連続走行が可能となりました。これにより、青森市とその周辺地域間のアクセスが向上し、地域間の連携が強化されました。

バイパス上には主要な橋が3つあり、それぞれ起点から鶴ヶ坂1号橋、鶴ヶ坂2号橋、鶴ヶ坂3号橋と名付けられています。これらの橋梁は、バイパスの重要な構造物であり、地域の地形に対応した設計がなされています。

歴史

鶴ヶ坂バイパスは、1987年（昭和62年）8月3日に供用が開始されました。開通以来、地域の交通状況を改善し、経済活動を支援する役割を果たしてきました。

主な接続道路

大釈迦バイパス
青森西バイパス
青森県道247号鶴ヶ坂千刈線

これらの道路との接続により、広範囲な交通ネットワークが形成され、地域間の連携が強化されています。

沿線情報

鶴ヶ坂バイパスの沿線には、様々な施設や地点があります。

宝興業 白砂採取場
青南商事・青森RER（青森市リサイクル施設）
あおひらクリーンセンター（し尿処理施設）
ドライブイン梵珠
JR東日本奥羽本線 大釈迦トンネル

バイパスは山中を通る区間が多く、戸門付近を除いては周辺に家屋は少ないです。地図上には青森市立鶴ヶ坂小学校（2号橋の東、2009年3月廃校）などが存在しますが、実際にはバイパスとの間に標高差があります。

関連項目

バイパス道路
日本のバイパス道路一覧
* 東北地方の道路一覧

もう一度検索