鶴田町立富士見小学校

鶴田町立富士見小学校

鶴田町立富士見小学校は、青森県北津軽郡鶴田町大字野木に位置していた公立小学校です。2020年3月31日に閉校し、その歴史に幕を閉じました。

概要

本校は鶴田町の野木地区に位置し、野木・木筒地区を主な学区としていました。卒業生の多くは鶴田中学校に進学していました。

沿革

富士見小学校は、1986年4月に野木小学校と木筒小学校が統合される形で開校しました。1995年7月28日から30日にかけては、東京都東村山市立富士見小学校との間で姉妹校交流が行われました。2019年11月30日には、本校の体育館で閉校式が挙行され、長年の歴史に幕を下ろしました。そして、2020年3月31日、鶴田小学校への統合に伴い、閉校となりました。

交通アクセス (閉校時点)

閉校時点での交通アクセスは以下の通りでした。

鶴田町中心部から車で約2.8km、約6分
JR五能線陸奥鶴田駅から徒歩約2.8km、約45分

学校周辺には路線バスなどの公共交通機関は通っていませんでした。

周辺環境

学校の周辺には、岩木川が流れ、青森県道37号弘前柏線（バイパス道路）や青森県道200号米山菖蒲川線が通っていました。その他は、田畑が広がる自然豊かな環境でした。

校舎売却問題

閉校後、鶴田町は富士見小学校の校舎を売却する方針を決定しました。当初、札幌市の医療廃棄物中間処理業者が落札し、売買契約が進められましたが、町民への事前説明が不足していたため、町民から強い反発を受けました。その結果、町は一旦合意した売買契約を取り消し、改めて入札を行うことになりました。なお、再入札では、問題となった医療廃棄物中間処理業者は参加させない方針が決定されました。

脚注

本記事の作成にあたり、以下の資料を参考にしました。

『東奥年鑑』1986年版と1987年版の「小学校 - 北郡」の項目

関連項目

青森県小学校一覧
鶴田町立水元小学校 - 統合前の野木小学校と木筒小学校は、元々水元小学校から分離した学校です。

外部リンク

Gaccom鶴田町立富士見小学校
* 鶴田町の学校教育施設 - 鶴田町ホームページ

もう一度検索