鷲宮信号場

鷲宮信号場

鷲宮信号場は、埼玉県久喜市に所在する東日本旅客鉄道（JR東日本）東北新幹線の信号場です。

歴史

1982年（昭和57年）6月23日に開設されました。
1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の信号場となりました。

構造

大宮駅から小山駅に向かう途中に設置された分岐型の信号場です。東北新幹線の大宮駅 - 盛岡駅間が暫定開業した際、東北本線の東鷲宮駅（当時は貨物駅で、鷲宮貨物ターミナルとも呼ばれていました）に隣接して開設された保守基地への分岐点として設けられました。

その後の東鷲宮駅貨物用地売却に伴う再整備（土地区画整理事業）により、保守基地が新駅前広場南方へ移転したため、出入りにスイッチバックが必要となりました。現在では、保守基地に隣接する東鷲宮駅手前の高架橋上と、東北本線に並行する久喜駅方の引上線で、合計2度のスイッチバックを行い、入出場を行っています。分岐線は保守車両専用のため非電化であり、営業車両が乗り入れることはありません。

保守基地

詳細は東鷲宮駅の項目を参照してください。東北新幹線工事基地の跡地に設けられましたが、東北新幹線本線との連絡ルートは工事中のものとは異なります。この基地は、イベントで一般公開されることがあります。

周辺

東北本線（宇都宮線）東鷲宮駅
葛西用水

東武伊勢崎線鷲宮駅とは離れた場所に位置しており、久喜駅の方が近いです。2010年（平成22年）3月22日まで、行政上の地名は「わしみや」でしたが、信号場名・駅名は各社とも「わしのみや」と読みが異なっていました。

営業キロ等について

信号場を扱うサイト等では、営業キロについて記されたものは少ないのが現状です。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

東北新幹線：大宮駅 - 鷲宮信号場 - 小山駅

参考文献

『東北新幹線建設工事写真画報』日本合同通信社、1982年

関連項目

* 日本の信号場一覧

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