鹿児島県立高山高等学校

鹿児島県立高山高等学校

鹿児島県立高山高等学校は、鹿児島県肝属郡肝付町に位置していた公立高等学校です。1895年に高山村立女子実業補習学校としてその歴史をスタートさせ、幾多の変遷を経て2016年に閉校しました。

概要

• - 設置課程・学科: 全日制課程 普通科
• - 校訓: 「自主・向学・根性」
• - 校章: 肝付氏の居城であった舞鶴城にちなみ、羽を広げた鶴と「高」の文字を組み合わせたデザイン。
• - 校歌: 作詞は峯岸義秋（東北大学教授）、作曲は下総皖一（東京芸術大学教授）。歌詞は3番まであり、1番に「高山」が登場します。
• - 制服:

- 冬服: 男女ともに紺色のブレザー。胸ポケットに校章の刺繍があります。男子はえんじ色のネクタイと灰色のズボン、女子は赤リボンと灰色のスカート。
- 夏服: 男子は開襟シャツ、女子はセーラーシャツに赤リボンを着用。ズボンとスカートの色は冬服と同じです。

• - 同窓会: 校章にちなんで「まいづる会」と称し、関東と関西に支部があります。

沿革

• - 1895年（明治28年）: 高山村立女子実業補習学校として創立。
• - 1921年（大正10年）: 肝付郡立肝付高等女学校が開校。
• - 1923年（大正12年）: 鹿児島県に移管され、鹿児島県立高山高等女学校と改称。
• - 1948年（昭和23年）: 学制改革により、鹿児島県高山高等学校として新制高等学校に移行。
• - 1956年（昭和31年）: 鹿児島県立高山高等学校に改称。
• - 1965年（昭和40年）: 生徒数は1,104人とピークを迎えました。
• - 1981年（昭和56年）: 現在地に移転。
• - 2011年（平成23年）: 曽於学区と合併し、大隅学区となる。
• - 2014年（平成26年）: 生徒募集を停止。
• - 2016年（平成28年）: 閉校。120年の歴史に幕を閉じ、最後の卒業生は31人、卒業生の総数は14,195人。

著名な出身者

• - 哀川翔 - 俳優
• - 早乙女愛 - 俳優
• - 中村智子 - ソプラノ歌手、沖縄県立芸術大学教授、鹿児島国際大学客員教授

特記事項

• - 鹿児島県立楠隼中学校・高等学校の新設に伴い、生徒募集を停止し、閉校に至りました。
• - 閉校時の最後の卒業生は31人で、卒業生の総数は14,195人に及びます。
• - 長い歴史の中で多くの人材を輩出し、地域社会に貢献しました。

関連情報

• - 鹿児島県高等学校の廃校一覧
• - 旧制中等教育学校の一覧 (鹿児島県))
• - 鹿児島県の高等学校設立年表

外部リンク

• - 鹿児島県立高山高等学校公式サイト（ブログ）

この高等学校は、地域の教育において重要な役割を果たし、多くの卒業生が社会で活躍しています。閉校は残念ですが、その歴史は今後も語り継がれるでしょう。

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