鹿島我

鹿島我（かしま が、1966年 - ）は、日本の放送作家。

大阪府立北野高等学校在学中、朝日放送の『9年9組つるべ学級』にレギュラー出演。この番組出演が、彼のキャリアの原点となりました。偶然にも、隣の席にはタレント久本雅美の妹である久本朋子が座っていました。

関西学院大学社会学部在学中には、『9年9組』の構成作家であった新野新に師事し、放送作家としての道を歩み始めます。大学卒業後、当初はバラエティ番組を中心に活動していましたが、朝日放送の高校野球中継番組である『熱闘甲子園』の構成を手がけたことをきっかけに、スポーツやグルメといった分野に自身の得意分野を見出し、番組制作の方向転換を図ります。

その後、阪神タイガースの応援番組である『虎バン』や『ぶったま!』などを担当し、スポーツ番組での実績を重ねていきました。これらの番組を通じて、彼はスポーツファンからの支持を集め、放送作家としての地位を確立しました。

2006年には、クリエーターズ集団「ヌーベル工房ウェルダン」を設立し、活動の幅をさらに広げています。この集団では、テレビ番組の企画・制作だけでなく、イベントのプロデュースやウェブコンテンツの制作など、多岐にわたるクリエイティブな活動を展開しています。

2010年4月からは、京都光華女子大学短期大学部ライフデザイン学科の准教授として、「エンターテイメント論」や「漫才のコミュニケーション演習」といった授業を担当しています。放送作家としての実務経験を生かし、エンターテイメント業界の知識や技術を学生たちに伝えています。特に、「漫才のコミュニケーション演習」では、実践的な指導を通して、学生たちの表現力やコミュニケーション能力の向上に貢献しています。

鹿島我は、放送作家として数々の番組を手がける傍ら、クリエーターズ集団の運営、大学での教育活動など、多岐にわたる分野で活躍しています。彼の活動は、日本のエンターテイメント業界に大きな影響を与え続けています。

外部リンク:
『放送作家“鹿島我”の「寄せ鍋情報ブログ」』
鹿島我 (ga.kashima) - Facebook

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