鹿島田

鹿島田（かしまだ）とは

神奈川県川崎市幸区に位置する鹿島田は、1丁目から3丁目まで区分される住居表示実施済みの地域です。幸区の北部に位置し、新川崎、小倉、下平間などの町と隣接しています。南武線鹿島田駅と横須賀線新川崎駅が利用可能で、駅周辺は商業施設が立ち並びますが、その多くは閑静な住宅地として利用されています。

地理

鹿島田は、川崎市幸区の北部に位置し、日吉出張所の管轄下にあります。幸区内の新川崎、小倉、下平間、新塚越といった地域や、中原区の大倉町、苅宿、市ノ坪、上平間、田尻町と隣接しており、住宅地として発展しています。

地価

2023年7月1日時点の神奈川県地価調査によると、鹿島田2-7-25の地点では、1平方メートルあたり39万2000円となっています。

歴史

地名の由来

鹿島田という地名は、鹿島神社に寄進された神田があったことに由来します。

沿革

1889年（明治22年）：鹿島田村が周辺の村々と合併し、日吉村の大字となります。
1927年（昭和2年）：南武鉄道（現在のJR南武線）が開通し、鹿島田駅が開業します。
1929年（昭和4年）：品鶴線（貨物線）が開通し、新鶴見操車場が完成します。
1937年（昭和12年）：日吉村が横浜市と川崎市に分割編入され、鹿島田は川崎市の大字となります。
1972年（昭和47年）：川崎市が政令指定都市に昇格し、鹿島田は幸区の大字となります。
1974年（昭和49年）：三菱ふそうトラック・バス（当時三菱重工業）の工場敷地の一部が分離し、大倉町が設置されます。
1980年（昭和55年）：新鶴見操車場の隣接地に、横須賀線の新川崎駅が開業します。
2002年（平成14年）：鹿島田の一部が新塚越として分離されます。
2007年（平成19年）：旧操車場跡地が新川崎に編入されます。
2012年（平成24年）：住居表示が実施され、鹿島田1～3丁目が設置されました。

鹿島大神

鹿島田2丁目に位置する鹿島大神は、「鹿島大神社」や「鹿島神社」とも呼ばれます。主祭神は鹿島大神（武甕槌神）と香取大神（経津主神）で、本地仏は釈迦座像です。鹿島田幼稚園も併設されています。創建は鎌倉時代とされ、元々は新川崎駅付近にありましたが、新鶴見操車場の建設に伴い現在地に移設されました。毎年10月初旬には鹿島大神祭りが開催されます。

世帯数と人口

2024年9月30日現在、川崎市発表の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数:（具体的な数値は要確認）
人口:（具体的な数値は要確認）

人口と世帯数の推移

国勢調査による人口と世帯数の推移については、以下の通りです。

人口の推移:（具体的な数値と年次は要確認）
世帯数の推移:（具体的な数値と年次は要確認）

学区

鹿島田地区の市立小中学校の学区は以下の通りです。（2023年12月時点）

小学校:（具体的な学校名は要確認）
中学校:（具体的な学校名は要確認）

事業所

2021年経済センサス調査によると、鹿島田地区の事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数:（具体的な数値は要確認）
従業員数:（具体的な数値は要確認）

事業所数と従業員数の変遷

経済センサスによる事業所数と従業員数の推移は以下の通りです。

事業所数の推移:（具体的な数値と年次は要確認）
従業員数の推移:（具体的な数値と年次は要確認）

交通

鉄道

南武線：鹿島田駅
横須賀線：新川崎駅

バス

鹿島田地区には、川崎市バス、臨港バス、東急バスが乗り入れています。

川崎市バス
川83系統：新川崎駅に乗り入れ、川崎駅西口とを結ぶ循環系統です。
川66系統：上平間と井田病院を結び、平間駅入口を経由します。
臨港バス
川60系統：川崎駅西口と鹿島田駅、新川崎駅を結ぶ循環系統ですが、多くは鹿島田駅入口で折り返します。鹿島田駅前、新川崎駅に乗り入れる便は平日2往復、休日4往復のみとなっています。
東急バス
川31・川32・川33系統：府中街道上を運行しますが、両駅には乗り入れません。川崎駅ラゾーナ広場と小杉駅東口、高津駅前、川崎市民ミュージアム、溝の口駅間を結びます。鹿島田バス停は駅から離れた場所にあります。

道路

国道409号（府中街道）が地域を通過しています。

その他

郵便番号: 212-0058 (川崎港郵便局)
警察: （管轄区域の詳細は要確認）

参考文献

「鹿島田村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ65橘樹郡ノ8、内務省地理局、1884年6月

関連項目

川崎歴史ガイド#夢見ヶ崎と鹿島田

外部リンク

* 川崎市幸市民館日吉分館・川崎市立幸図書館日吉分館

もう一度検索