麻生セメント

麻生セメント株式会社について

麻生セメント株式会社（あそうセメント）は、福岡県福岡市に本社を構えるセメント製造会社であり、麻生グループの一員です。セメント業界において長い歴史を有し、国内外を問わず高品質な製品を提供しています。ここでは、会社の沿革、拠点、及び事業内容について詳しく解説します。

事業所および生産拠点

麻生セメントの本社所在地は、福岡市早良区百道浜にあります。また、福岡市内に位置する福岡支店は本社と同じ場所に設立されています。他にも、大阪市の中央区淡路町にある大阪支店、広島市中区紙屋町に位置する中国支店、香川県高松市にある四国支店といった、全国各地に支店を展開しております。

生産拠点としては、福岡県田川市にある田川工場と、京都郡苅田町にある苅田工場の二つがございます。田川工場では1基のロータリーキルンを使用して、日々4,400トンのクリンカーを生産しています。苅田工場では、こちらも1基のロータリーキルンを稼働させており、3,200トンのクリンカーを生産しています。

沿革の概要

麻生セメントの歴史は1934年にさかのぼります。この年、産業セメント鉄道の田川工場が操業を開始し、ここから会社の基盤が形成されました。1954年には、産業セメント鉄道と麻生鉱業が合併。これにより、麻生産業株式会社に社名が変更されました。

1955年には田川工場でフライアッシュセメントの製造をスタートし、1964年には麻生産業の苅田工場が稼働を開始しました。その後1966年に麻生産業から苅田工場が分離され、苅田セメント株式会社が設立され、同年11月4日に麻生産業のセメント部門が独立・発展し、麻生セメント株式会社がスタートしました。

1970年代には新たにキルンの稼働が始まり、田川工場や苅田工場の生産能力が向上。しかし、2001年には麻生セメントとして再度社名を変更し、その後ラファージュ社との資本提携やリブランドを経て、2013年には現在の麻生セメント株式会社に名称を戻しました。

結論

麻生セメントは、長い歴史と共に進化してきたセメント製造企業です。本社が福岡にあり、全国への支店網を展開する中で、品質の高いセメント製品を提供しています。今後もさらなる成長が期待される企業と言えるでしょう。会社の情報を詳しく知りたい方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

外部リンク

• - 麻生セメントの公式サイト

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