黒帯 (お笑い)

黒帯（くろおび）について

黒帯は、お笑い界で独自の存在感を放つ吉本興業所属の漫才コンビです。2010年に結成され、現在も活動を続けている彼らは、ユニークなキャラクターと巧みなトークを武器に、観客を楽しませています。メンバーは大西進（おおにし すすむ）とてらうち（寺内智紀）の2人で、どちらも大阪府東大阪市出身です。

メンバー紹介

大西 進（おおにし すすむ）

1988年生まれの大西は、主にボケを担当し、時折ツッコミも行います。彼の立ち位置は向かって左で、身長176cm、体重66kgの持ち主です。趣味はお笑いで、神経質なのが特徴です。特に冬は布団ではなくコタツで寝るという独特の生活スタイルを持っており、一人暮らしは経験がないとのこと。実家で家族と生活している彼は、様々なアルバイトを経験し、その数は約40種類にも及びます。また、VIO脱毛経験もあるが、現在は元通りの状態だそうです。

彼のビジュアルは塩顔で近視の持ち主であり、2025年からは舞台上でもメガネをかけるようになりました。このため、髪型にパーマをかけ、メガネに似合うスタイルを追求しています。

てらうち（てらうち ともき）

1987年生まれのてらうちは、主にツッコミを担当し、時にはボケを披露することもあります。彼はニヤケ面が特徴で、映画鑑賞が趣味であることが知られています。視力は0.1以下で、金髪にしてピアスも開けているというお洒落な面もあります。2020年からは自らのYouTubeチャンネルを開設し、「SEKIRO」の生配信を行っており、SNS活動にも注力しています。

彼は同居人とシェアハウスをしながら生活し、ペットとして蛇を飼っていることも話題を呼んでいます。特に、「焼きうどんちゃん」という名前の蛇は元同居人の好きな食べ物から名付けられました。

コンビ名の由来

黒帯というコンビ名は、実は2人とも柔道の初段として黒帯所持者であることに由来しています。彼らは高校の柔道部で出会い、共にアルバイトをしながらお笑いの道を歩むことになりました。コンビとしての活動は2009年にスタートし、松竹芸能を経て吉本興業に所属することとなります。

活動の歩み

2014年に松竹芸能を退所した後、2015年に吉本興業に所属。活動の幅を広げ、M-1グランプリでは2018年から2024年まで連続して準々決勝に残る結果を残しました。そして、2025年には遂に準決勝進出を果たしました。また、YouTubeチャンネル『黒帯会議』を通じて、コントやトークバラエティを定期的に更新していることも特徴です。

芸風とスタイル

主に漫才スタイルで活動している黒帯ですが、独特の大喜利センスを活かしたボケと、柔らかいツッコミが魅力です。特に大西の変化球なボケをいなすツッコミが多く、2人で喫茶店にてネタ作りを行うことでも知られています。

まとめ

黒帯は今後もさらなる活躍が期待されるコンビです。コンビ名の由来やメンバーの個性的なキャラクター、そして彼らの独自の漫才スタイルは、多くのファンを魅了し続けています。新たな挑戦を続ける彼らの今後が楽しみです。

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