黒田朝日

黒田 朝日（くろだ あさひ）

黒田朝日（くろだ あさひ）は、2004年3月10日に岡山県岡山市で生まれた陸上競技選手です。彼の専門分野は障害物競走と長距離走で、中でも大学の駅伝大会でのパフォーマンスが注目されています。黒田は岡山県立玉野光南高等学校を卒業し、現在は青山学院大学の地球社会共生学部に在学中です。彼の家族には陸上競技に関わりがあり、特に実父の黒田将由は法政大学のOBで、箱根駅伝に3回も出走した実績を持っています。兄弟姉妹もおり、弟の黒田然と妹の黒田六花もいます。

経歴

高校時代まで

黒田は岡山市立桑田中学校ではバスケットボール部に所属していましたが、中学卒業後に岡山県立玉野光南高等学校に入学し、陸上競技部に転向しました。彼はそこで本格的に陸上競技に取り組むこととなります。

大学時代

2022年4月、原晋監督にスカウトされて青山学院大学に入学し、陸上競技部の男子長距離ブロックに所属することになりました。大学1年目には大学三大駅伝への出場機会はありませんでしたが、2年目の2023年10月9日には第35回出雲全日本大学選抜[[駅伝競走]]に出走し、区間賞タイ記録を記録。青学大チームは総合5位にとどまりましたが、その走りは大きな注目を集めました。

同年11月5日には、第55回全日本大学駅伝対校選手権大会での2区（11.1Km）に出走。過去の区間記録を更新する力走を見せましたが、駒澤大学の佐藤圭汰に追い抜かれ、惜しくも区間賞は逃しましたが、チームは2位に終わりました。

2024年1月2日、第100回東京箱根間往復大学[[駅伝競走]]ではエース区間の2区（23.1Km）に挑みました。首位通過の駒澤大学との差を縮め、見事に区間賞を獲得。青学大はその後も好走を続け、2年ぶりに総合優勝を果たしました。

その後、大学選手権には10000m（2部）に出場し、27分52秒02という好タイムで入賞するなど、大学記録を更新する成果を上げました。

人物・エピソード

黒田は性格について、原監督や寮母から「誰にも迷惑をかけない」と評されています。辛いトレーニングを共にする仲間たちとともに成長していく姿勢が高く評価されています。また、2024年1月6日にはTBS系列番組に出演し、ファンからの応援を受けていることにコメントする場面もありました。

2024年2月25日、彼は日本テレビの番組にゲスト出演し、多くのファンレターが届いたことについて語りました。中には「サインをもらえないか」といった内容もあり、仲間たちともユーモアを交えて交流しています。

戦績

彼の自己記録は以下の通りです：

• - 5000m - 13分29秒56（2024年6月2日）
• - 10000m - 27分52秒02（2024年5月9日）
• - 3000m障害 - 8分35秒10（2024年4月21日）
• - ハーフマラソン - 1時間01分39秒（2024年2月4日）

黒田の今後の活躍が期待され、さらにその記録は更新されることでしょう。

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