鼓楼区 (福州市)

鼓楼区（ころうく）

鼓楼区は、中華人民共和国福建省福州市に位置する市轄区です。福州市の中心部に位置し、政治、経済、文化の中心として重要な役割を担っています。

名称の由来

鼓楼区の名前は、1069年（北宋の熙寧2年）に、当時の長楽府知府であった程師孟が、城楼に水時計を設置し、その水時計が時刻を知らせるために太鼓を打ったことに由来します。このことから、その城楼が「鼓楼」と呼ばれるようになり、その周辺の地域も「鼓楼区」と呼ばれるようになりました。

行政区画

鼓楼区は、以下の9つの街道と1つの鎮を管轄しています。

街道
鼓東街道
鼓西街道
温泉街道
東街街道
南街街道
安泰街道
華大街道
水部街道
五鳳街道

鎮
洪山鎮

交通

鼓楼区は、福州市の交通の要所でもあります。区内には、以下の鉄道と道路が整備されています。

鉄道

福州地下鉄
1号線
2号線
4号線

道路
高速道路
福州環状高速道路

出身者

鼓楼区は、多くの著名人を輩出しています。以下に主な出身者を挙げます。

林則徐 - 清の官僚・政治家。アヘン戦争で活躍。
沈葆楨 - 清の官僚。洋務運動を推進。
薩鎮氷 - 清末民初の軍人・政治家。
林長民 - 民国時代の政治家・教育者。
林覚民 - 清末の革命家。
謝冰心 - 現代中国の作家・詩人。
呉清源 - 昭和時代に活躍した囲碁棋士。

施設

鼓楼区には、以下の主要な施設があります。

福建省奥林匹克体育中心



鼓楼区は、歴史と文化が豊かな地域であり、多くの観光客が訪れます。また、近代的な都市としての発展も遂げており、今後ますます発展していくことが期待されます。

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