龍ケ崎市コミュニティバス

龍ケ崎市コミュニティバスについて

龍ケ崎市コミュニティバスは、茨城県龍ケ崎市で運行されている地域住民のためのバスです。2002年7月1日に運行を開始し、公共交通の利用促進と交通弱者の移動手段の確保を目的としています。

概要

運行開始当初は循環ルートとA～Cルートの3路線でしたが、2007年4月1日の再編によりA～Eルートの5路線に拡充されました。これにより、市内各所へのアクセスが向上し、より多くの市民が利用できるようになりました。全路線でバリアフリー対応車両が導入されており、高齢者や障害を持つ方々も安心して利用できます。

また、コミュニティバスの運行開始に合わせて、龍ケ崎市と関東鉄道の連携により、路線バスの昼間割引が実施されています。これは、自家用車からバスへの利用転換を促し、環境負荷の低減と交通事故防止を目的としています。

運行委託先

コミュニティバスの運行は、以下の事業者へ委託されています。

関東鉄道（竜ヶ崎営業所）
平成観光自動車
佐貫タクシー

運転系統

循環ルート

内回り（反時計回り）: 竜ヶ崎駅 → 米町 → にぎわい広場 → 竜ケ崎二高入口 → 観音前 → 城南ショッピングセンター → 警察署前 → 竜ケ崎一高下 → 流通経済大学前 → 済生会病院 → ショッピングセンターサプラ → 小柴四丁目 → 文化会館 → 市役所 → 竜ケ崎駅
外回り（時計回り）: 竜ヶ崎駅 → 文化会館 → 市役所 → ショッピングセンターサプラ → 小柴四丁目 → 済生会病院 → 流通経済大学前 → 竜ケ崎一高下 → 警察署前 → 城南ショッピングセンター → 観音前 → 竜ケ崎二高入口 → にぎわい広場 → 米町 → 竜ケ崎駅

その他のルート

01（南ヶ丘・長沖線）: 竜ケ崎駅 - 栄町 - 西コミュニティセンター前 - 姫宮西 - （竜ケ崎南高前）- 総合福祉センター - 南ヶ丘一丁目 - 豊田町根柄
02（長山線・松葉線）: 竜ケ崎駅 - 文化会館 - 市役所 - ショッピングセンターサプラ - ニュータウン中央 - 松葉小学校 - 長山
03（長戸・白羽線）: 福祉センター - 竜ヶ崎駅 - 城ノ内 - 長峰 - （大塚）- 湯ったり館
04（大宮線）: 総合福祉センター - 竜ケ崎駅 - 般若院 - 砂町 - 大宮コミュニティセンター
05（八原線）: 下泉 - 女化西 - 済生会病院 - 総合運動公園 - 八原小学校南 - 済生会病院
06（佐貫・川原代線）: 龍ケ崎市駅東口 - 馴柴コミュニティーセンター - 川原代西 - 総合福祉センター - 文化会館市役所 - 竜ケ崎駅
07（若柴線）: 龍ケ崎市駅西口 - 佐貫台 - 龍ケ崎市駅東口 - 馴柴小学校北 - 若柴南 - 星宮神社 - ニュータウン中央 - 松葉小学校ショッピングセンターサプラ
シャトルバス: 竜ケ崎駅 - 市役所 - 済生会病院 - 市役所 - 竜ケ崎駅 - 総合福祉センター - 竜ケ崎駅

※( )内は一部ルートのみ経由

運賃・乗降方法

運賃は大人・子どもともに1回の乗車につき200円均一です（未就学児は無料）。全路線で前払い方式が採用されています。循環ルートのみICカードが利用可能です。

その他の乗車券

回数乗車券: 11枚綴り1,000円で、車内で購入できます。
一日乗車券: 400円で、車内で購入できます。
乗り継ぎ券: 一回限り無料。
割引: 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者、および第1種身体障害者・第1種知的障害者の介護者は、運賃が50円になります。
高齢者公共交通定期券（おたっしゃパス）: 70歳以上の方を対象に、コミュニティバスの全路線が利用できる定期券が販売されています。

高齢者運転免許自主返納支援事業

70歳以上の高齢者が運転免許を自主返納した場合、龍ケ崎市コミュニティバスの1年無料乗車券が進呈されます。

小学生の通学割引制度

通学でコミュニティバスを利用する小学生は、申請を行うことで、10枚綴りの乗車券を500円で購入できます（1回あたり50円相当）。

車両

循環ルート: 日野・ポンチョ（白ボディに虹のデザイン）
その他ルート: 日野・リエッセII（各路線で異なる車体色）

以前は異なる車種が使用されていましたが、2019年に現在の車両に更新されました。循環ルートの車両も虹のデザインの新しいポンチョに置き換えられました。

代替車両

専用車両の点検時などには、以下の代替車両が使用されます。

循環ルート: 関東鉄道竜ヶ崎営業所の一般路線用中型車
その他ルート: 三菱ふそうローザの予備車（ピンク色の車体）

まとめ

龍ケ崎市コミュニティバスは、地域住民の生活を支える重要な公共交通機関です。多様な路線と割引制度により、幅広い層の市民が利用しやすくなっています。今後も地域社会に貢献する公共交通として、その役割を担っていくことが期待されます。

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