龍馬エクスプレス

龍馬エクスプレス

龍馬エクスプレス（りょうまエクスプレス）は、岡山県岡山市および倉敷市と高知県高知市を結ぶ高速バスサービスです。この路線は全便座席指定制を採用しているため、乗車するには事前に予約をする必要があります。夏の観光シーズンや特需期間には特に混雑するため、早めの予約をおすすめします。

運行会社

このバス路線は、複数の運行会社が共同で運営しています。主な運行会社は次の通りです：

• - 両備ホールディングス（両備バス）：岡山営業所が担当し、他の運行支援も行っています。
• - 下津井電鉄：岡山側の運行を担当しています。
• - とさでん交通：高知側の運行をサポート。
• - ジェイアール四国バス：高知支店によって担当されています。

以前は岡山側と高知側の各事業者が固定便を運行していましたが、2010年のダイヤ改正以降、運行体制が見直され、岡山側の事業者は4往復を交代で運行、高知側は土佐電鉄と高知県交通が4往復を交代で運行する形になりました。2014年からはとさでん交通が高知側の中心的な運行を担うようになり、現在では安定した運行体制が整っています。

停車停留所

停留所は、次のように設置されています。

岡山駅西口 - 津高 - 有城南 - 鷲羽山北 - 大豊 - 一宮バスターミナル - 高知駅 - はりまや橋

この間での相互乗降はできませんので、注意が必要です。

運行経路

龍馬エクスプレスのバスは、以下の経路で運行されます：

• - 岡山市内 - 国道53号 - 岡山IC - 山陽自動車道 - 瀬戸中央自動車道 - 高松自動車道 - 高知自動車道 - 高知IC - 高知県道44号高知北環状線 - 高知県道384号北本町領石線 - 国道32号（上りのみ） - 高知市内

毎日昼行便が9往復運行されており、快適な移動を提供しています。

沿革

このバス路線は、1992年2月8日に運行を開始しました。当初は5社共同での運行で、1日5往復からのスタートでした。その後、停留所の増設や経路変更が行われ、現在の形となっています。主な変遷は以下の通りです：

• - 1992年に運行開始。
• - 1994年に3往復増便、1日8往復に。
• - 1998年に再度増便。
• - 2001年に経路変更。
• - 2014年に運行体制が見直される。

つい最近では、2016年に一宮高知営業所が廃止され、一宮バスターミナルへ変更されました。

車両の設備

龍馬エクスプレスでは、快適な移動が体験できるように、様々な設備が整えられています。

• - 座席：基本的には3列シートですが、両備バスを利用する場合は4列になることがあります。
• - 快適装置：フットレスト、レッグレスト、読書灯など、乗客の快適さを求めた細かな配慮がなされています。
• - エンターテインメント：ビデオやマルチステレオ音響が用意され、移動中も退屈を感じません。
• - トイレやおしぼり、毛布も完備されており、長時間の移動でも安心です。

これらのサービスによって、龍馬エクスプレスは快適かつ便利な移動手段を提供しており、多くの乗客に支持されています。

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