1992年アルベールビルオリンピックの日本選手団

1992年アルベールビルオリンピック日本選手団

1992年アルベールビルオリンピックは、フランスのサヴォワ県アルベールヴィルで、1992年2月8日から23日まで開催されました。この大会には、日本から105名の選手が参加し、63名の選手と42名の役員が含まれていました。主将を務めたのはクロスカントリースキーの佐々木一成、旗手はスピードスケートの川崎努でした。結団式は2月1日に行われました。

メダル獲得の成果

日本選手団は、今大会において金1、銀2、銅4の合計7個のメダルを獲得し、冬季オリンピックでは当時最多のメダル数を達成しました。以下は、メダルを獲得した選手の一覧です：

• - 金メダル

三ヶ田礼一、河野孝典、荻原健司（ノルディック複合団体）

• - 銀メダル

黒岩敏幸（スピードスケート男子500m）
伊藤みどり（フィギュアスケート女子シングル）

• - 銅メダル

橋本聖子（スピードスケート女子1500m）
井上純一（スピードスケート男子500m）
宮部行範（スピードスケート男子1000m）
石原辰義、河合季信、赤坂雄一、川崎努（ショートトラック男子5000mリレー）

競技の結果

スキー

• - アルペンスキー

女子複合では山本さち子が超級の途中棄権があり、男子では石岡拓也が男子複合で9位に入賞しました。

スキージャンプ

原田雅彦が90m級で4位に入賞しましたが、70m級では14位に留まりました。団体競技ではチームが4位でした。

ノルディック複合

荻原健司は個人競技で7位に入賞し、団体で金メダルを獲得しました。

クロスカントリースキー

佐々木一成が男子10kmクラシカルで46位と苦戦しましたが、女子リレーは12位に入りました。

フリースタイルスキー

山崎修は男子モーグルで40位にランクイン。

スケート競技

スピードスケート

• - 井上純一は男子500mで銅メダルを獲得し、宮部行範も同様に男子1000mで銅メダルを手に入れました。
• - 黒岩敏幸も男子500mで銀メダルを獲得しました。

ショートトラック

男子5000mリレーでは、石原辰義を含むチームが銅メダルを獲得しました。

フィギュアスケート

伊藤みどりが女子シングルで銀メダルを獲得し非常に注目を集めました。

その他の競技

バイアスロン

小舘操が男子10kmで36位にランクイン。

ボブスレー、リュージュ

それぞれのチームがそれなりの結果を出しましたが、特にメダル獲得には至りませんでした。

本部とサポート体制

日本オリンピック委員会の支援の下、選手たちは最高のサポートを受けて大会に臨みました。
団長、団長代理、副団長などの明確な役割分担により大会を盛り上げました。

以上のように、1992年のアルベールビルオリンピックは日本の冬季競技における重要な一歩であり、多くの選手が素晴らしい成果を収めました。

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