2001年の広島東洋カープ

2001年の広島東洋カープ

2001年の広島東洋カープは、前監督の辞任を受け、1993年以来となる山本浩二監督が8年ぶりに指揮を執ったシーズンです。山本監督は、達川光男前監督が育てていた東出輝裕や新井貴浩を開幕スタメンに抜擢し、木村拓也を1番打者に据えるなど、打撃陣の活性化を図りました。

しかし、開幕3番の緒方孝市が開幕戦で負傷、前田智徳もケガの影響で出場機会が減少するなど、チームは誤算に見舞われました。その一方で、投手陣ではエースに成長した黒田博樹がチームを支え、リリーフの高橋建も10勝を挙げる活躍を見せました。佐々岡真司や長谷川昌幸も先発・リリーフの両方で貢献し、菊地原毅が78試合に登板するなど、明るい話題も多くありました。

チームは8月以降、横浜とAクラス入りを争いましたが、最終的に68勝65敗7分の4位でシーズンを終えました。1997年以来のAクラス入りは果たせなかったものの、5年ぶりの勝ち越しを達成し、翌年以降の飛躍が期待されました。

しかし、その後チームは低迷期に入り、次にシーズンを勝ち越すのは2014年まで待つことになります。

チーム成績

レギュラーシーズン
順位決定方式は勝利数優先。
勝率に関わらず、勝利数が多いチームが上位。

個人成績

投手成績
色付きは規定投球回（140イニング）以上の選手。
太字はリーグ最高。

主な打撃成績
色付きは規定打席（434打席）以上の選手。
太字はリーグ最高。

2001 サンヨー オールスターゲーム

太字はファン投票で選出された選手。

できごと

選手・スタッフの動向

表彰選手

ベストナイン
エディ・ディアス（二塁手、初受賞）
金本知憲（外野手、2年連続3度目）

ドラフト

ドラフト会議での指名選手

出典

参考にした資料や情報源

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