2006 ワールド・ベースボール・クラシック プエルトリコ代表

2006 ワールド・ベースボール・クラシック プエルトリコ代表

2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場したプエルトリコ代表は、ホセ・オケンドー監督（当時MLBセントルイス・カージナルス三塁コーチ）の下、地元開催という地の利を活かし、大会に挑みました。

大会経緯

プエルトリコ代表は、第1ラウンド（POOL C）を3戦全勝で首位通過を果たしました。チーム打率は第2ラウンド進出8チーム中3位、出塁率は2位と、打撃面での好調さが際立ちました。特に地元ファンの声援を受け、勢いに乗った戦いぶりは目を見張るものがありました。

しかし、第2ラウンド（POOL 2）では、ドミニカ共和国に勝利したものの、ベネズエラ戦、キューバ戦で連敗を喫し、惜しくも敗退となりました。打線が繋がりを欠き、得点力不足に苦しんだことが敗因となりました。

大会成績

最終成績：第2ラウンド敗退（大会通算成績：4勝2敗）

第1ラウンド：POOL Cを3戦全勝で1位通過

試合結果詳細

第1ラウンド

3月7日：パナマ戦（○ 2-1）
プエルトリコは4回に先制を許すも、5回にアレックス・リオスのソロ本塁打で同点。さらにバーニー・ウィリアムスの適時打で逆転し、勝利を収めました。

3月8日：オランダ戦（○ 8-3）
4回までに3点をリードしたプエルトリコでしたが、5回に追いつかれる展開。しかし、6回に勝ち越しに成功し、その後も得点を重ねて勝利しました。

3月10日：キューバ戦（○ 12-2、7回コールド）
2連勝同士の対戦は、プエルトリコが3本塁打を含む12得点を挙げ、キューバに大勝。第1ラウンド首位通過を決めました。

第2ラウンド

3月12日：ドミニカ共和国戦（○ 7-3）
プエルトリコ先発のハビアー・バスケスが5回1失点の好投。6回にはホゼ・クルーズ・ジュニアの2点適時打が飛び出し、勝利を手にしました。

3月13日：ベネズエラ戦（● 0-6）
プエルトリコはベネズエラ投手陣に完封され、打線が沈黙。投手陣も2本の本塁打を浴び、大会初黒星となりました。

3月15日：キューバ戦（● 3-4）
1次リーグの再戦は、準決勝進出をかけた重要な一戦。プエルトリコは7回に1点差まで追い上げるも、あと一歩及ばず敗れました。

代表選手

プエルトリコ代表には、MLBで活躍するスター選手が多数参加し、大きな注目を集めました。彼らのプレーは、プエルトリコ国内の野球ファンを熱狂させました。詳細な代表選手については、大会公式サイト等をご参照ください。

まとめ

2006年WBCプエルトリコ代表は、地元開催という大きなアドバンテージを活かし、第1ラウンドを突破する活躍を見せました。しかし、第2ラウンドでは強豪国の壁に阻まれ、惜しくも敗退となりました。この大会での経験は、プエルトリコ野球の発展に大きく貢献したと言えるでしょう。

外部リンク

ワールド・ベースボール・クラシック公式サイトによる紹介（英語）
ワールド・ベースボール・クラシック公式サイトによる紹介（スペイン語）

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