2017年のバレーボール

2017年のバレーボールの出来事

2017年のバレーボール界では、数々の出来事と重要な変化があった年でした。特に、選手の引退や新リーグの構想が注目を集めました。以下に、この年のバレーボールに関する主な出来事を振り返りたいと思います。

1月

1月8日まで行われた第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会。男子では駿台学園（東京第1）が優勝し、女子では下北沢成徳高校（東京第1）が栄冠を手にしました。

3月

3月22日、リオ五輪に出場し、代表主将を務めた木村沙織（東レアローズ）が引退を正式に発表しました。彼女の最後の試合は3月25日に埼玉県深谷市で行われたオールスター戦で、引退セレモニーでは感涙する姿が印象的でした。

5月

5月23日、全日本男子バレーボールの監督である中垣内祐一が自動車事故を受けて反省を表明し、しばらくの間活動を自粛していました。しかし、6月8日からチームに復帰することが発表され、今後の指導に期待が寄せられました。また、迫田さおり（東レアローズ）が5月30日に現役を引退し、同チームを退団することも発表されました。

6月

6月7日、NECレッドロケッツの近江あかりが現役を引退し、同様にチームからの退団を明言しました。彼女は「社業に専念する」と述べ、これからの人生に新たな道を歩むことを選びました。同月には、日本バレーボール協会の会長選任に関する報道もあり、3期連続で会長が交代する事態が発生したことが話題となりました。

8月

8月29日に行われた臨時理事会で、嶋岡健治が日本バレーボール協会の新会長に就任しました。彼は1972年のミュンヘン五輪金メダリストであり、今後のバレーボール界をリードすることが期待されています。

9月

9月26日、内瀬戸真実がイタリアのセリエA2に所属するヘルマエア・オリビアに入団することが発表され、海外挑戦への期待が集まりました。

12月

12月24日、天皇杯と皇后杯の決勝戦が開催され、男子ではパナソニック・パンサーズが豊田合成トレフェルサを破り、女子ではトヨタ車体クインシーズがデンソー・エアリービーズを下しました。どちらも注目の結果となり、すばらしいパフォーマンスが光りました。

結果まとめ

2017年は、日本のバレーボール界にとって変革の年でもありました。新たに構想された「スーパーリーグ」に向けた準備も進み、2018年に新リーグが開幕します。また、国内大会においても、駿台学園や下北沢成徳高校が優勝するなど、新たな才能が台頭しました。各選手の成長と新しい運営体制が、今後どのような展開を見せるのか楽しみです。

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