2018 FNS歌謡祭

2018 FNS歌謡祭の概要

2018年12月5日と12日の2日間にわたり、フジテレビ系列で生放送された『2018 FNS歌謡祭』。この年は通算47回目で、平成最後の開催ともあって特に注目を集めました。主な司会は森高千里と渡部建が務め、彼らにとっては4年連続の担当となり、またこの年が最後の司会となりました。

番組の放送スタイル

この歌謡祭は、前年に引き続き2DAYS形式で放送され、各日それぞれ約4時間半にわたる生放送が行われました。特に第1夜はグランドプリンスホテル新高輪の「飛天」から、そして第2夜はフジテレビの特設スタジオからの生中継が行われました。

第1夜のハイライト

第1夜では、16のスペシャル企画を用意し、以下のような注目のパフォーマンスが披露されました。

• - ミュージカル特集: 劇団四季の「ライオンキング」、堂本光一と井上芳雄の「ナイツ・テイル」、小池徹平と三浦春馬の「キンキーブーツ」が特別パフォーマンス。
• - 共演: 関ジャニ∞と東京スカパラダイスオーケストラの共演、上坂すみれがアニメ『ポプテピピック』の主題歌を初披露。
• - コラボOA: KinKi Kidsは久保田利伸との共演で「会いたい、会いたい、会えない。」をパフォーマンス。
• - 懐かしい名曲: 中山美穂が約23年ぶりに「WAKU WAKUさせて」を披露し、浜崎あゆみは宇多田ヒカルの「Movin' on without you」を歌います。
• - クリスマスメドレー: これにより多くのアーティストが一堂に会した名曲の数々を披露しました。

この日の平均視聴率は14.2%を記録し、瞬間最高視聴率は、EXILEが「Lovers Again」を披露した際に18.3%を記録しました。

第2夜の魅力

第2夜もまた見逃せない内容構成でした。特に以下のような企画が登場しました。

• - ももいろクローバーZの特別ライブ: ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからのパフォーマンス。
• - ミュージカルメドレー: 山崎育三郎、乃木坂46の生田絵梨花らによるヒットミュージカルの名曲を披露。
• - スペシャルメドレー: aikoと西野カナが20周年、10周年を祝う特別メドレーで、それぞれの代表曲を披露しました。
• - 平成の名曲特集: 「後世に歌い継ぎたい日本の名曲」として、歴代のスタートやアーティストのパフォーマンスの振り返りも行われました。

第2夜の平均視聴率は11.8%で、瞬間最高は「平成のFNS名共演集」の振り返りシーンで14.9%を記録しました。

参加アーティストとその活動

2018年のFNS歌謡祭では多くのアーティストが初登場し、全体で合計100を超えるアーティストが集いました。特にIZ*ONEを含む多くの若手アーティストが新たに参加した点が注目されます。

また、ジャニーズグループも多数参加し、KinKi Kids、嵐が共演しそれぞれの代表曲をアピールしました。本番組におけるコラボレーションは、これまでの視聴者に強い印象を与える結果となりました。

総括

2018年のFNS歌謡祭は、平成最後を飾るにふさわしい豪華で多彩な内容となり、多くのアーティストによるパフォーマンスが視聴者を楽しませました。これにより様々な世代の音楽ファンが一堂に会し、まさに音楽の祭典となりました。

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