2018年のトロント・ブルージェイズ

2018年のトロント・ブルージェイズは、球団創設40周年を迎えたシーズンでした。本拠地ロジャーズ・センターを舞台に、ジョン・ギボンズ監督率いるチームはアメリカンリーグ東地区での戦いに挑みました。

前年は76勝86敗で地区4位に終わったブルージェイズ。オフシーズンには戦力補強を図り、新たなシーズンに臨みました。しかし、2018年は73勝89敗と負け越し、再び地区4位という結果に終わりました。このシーズンをもって、ジョン・ギボンズ監督が退任することとなりました。

チームの戦績

シーズンを通して、ブルージェイズは安定した戦いをすることができませんでした。打線は、ルルデス・グリエル・ジュニアなどの若手選手が活躍を見せる一方で、全体としては得点力不足に悩まされました。投手陣も、J.A.ハップなどのベテランが奮闘しましたが、防御率が悪く、失点が多い試合が目立ちました。

ワイルドカード争いにも絡むことができず、プレーオフ進出はなりませんでした。

個人成績

野手陣では、ルルデス・グリエル・ジュニアが7月のルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞するなど、目覚ましい活躍を見せました。しかし、規定打席に到達した選手は限られており、全体的な打撃成績は低迷しました。

投手陣では、ロベルト・オスナが4月10日に通算100セーブを達成、J.A.ハップが6月8日に通算100勝を達成するなど、ベテランの活躍が光りました。また、タイラー・クリッパードが6月27日に通算200ホールドを達成、ケンドリス・モラレスが7月8日に通算200本塁打を達成するなど、記録達成のシーズンでもありました。

シーズン総括

2018年のブルージェイズは、若手選手の成長とベテランの記録達成が見られた一方で、チームとしては苦戦を強いられたシーズンでした。ジョン・ギボンズ監督の退任という転換期を迎え、チームは新たな時代へと進むことになります。翌年以降のチーム再建に期待がかかります。

トピック
ジョン・ギボンズ監督の退任
ルルデス・グリエル・ジュニアのルーキー・オブ・ザ・マンス受賞
* ロベルト・オスナ、J.A.ハップ、タイラー・クリッパード、ケンドリス・モラレスらの記録達成

もう一度検索