2018年のバスケットボール

2018年のバスケットボールの出来事

2018年のバスケットボール界では、国内外で様々な重要な出来事がありました。この年は日本のバスケットボールだけでなく、NBAや国際大会でも大きな盛り上がりを見せた一年でした。ここでは、2018年に起こった主な出来事を振り返ります。

日本国内の主要な出来事

1月の天皇杯と皇后杯

1月7日、さいたまスーパーアリーナで行われた第93回天皇杯・第84回皇后杯全日本選手権大会の決勝戦では、男子チームの千葉ジェッツふなばしがシーホース三河を89-75で下し、見事2年連続で優勝を果たしました。また、女子チームではJX-ENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスに84-62で勝利し、5年連続22回目の優勝を達成しました。両チームの活躍は日本のバスケットボール界において、素晴らしい記録として残りました。

4月の選手の国籍取得

4月26日、アメリカ出身で川崎ブレイブサンダースに所属していたニック・ファジーカスが、日本国籍を取得しました。これは日本のバスケットボール界における国際的な選手の活躍を示す重要な一歩と言えます。

8月の不祥事

8月19日、日本オリンピック委員会は、2018年アジア競技大会に参加していた男子代表選手4名が、試合後に日本選手団の公式ウェアを着用したまま歓楽街に赴き、買春行為を行ったとされる疑惑に対して、選手権登録の取り消し処分を発表しました。これにより、選手たちは早朝に日本に帰国し、日本バスケットボール協会は29日に臨時理事会を開催し、4選手の公式試合出場権を1年間剥奪しました。選手たちの行動は国民に大きな衝撃を与え、バスケットボール界への信頼を損ねる結果となりました。

8月の逮捕

同月30日、京都府警は京都ハンナリーズに所属する坂東拓を窃盗容疑で逮捕しました。女性の財布から現金を抜き取ったとされ、バスケットボール選手としての行動が問われる事態となりました。

10月のNBA初出場

10月27日、NBAのメンフィス・グリズリーズに所属する渡邊雄太が、フェニックス・サンズ戦で公式戦に初出場しました。これにより、彼は田臥勇太以来14年ぶりにNBAに出場した日本人選手となり、多くのファンに感動を与えました。

海外の大会の結果

NBAファイナル

2018年、NBAファイナルではゴールデンステート・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを4-0で下し、2年連続で5回目の優勝を果たしました。この連覇はウォリアーズの強さを示す出来事でした。

WNBAファイナル

同年のWNBAファイナルでは、シアトル・ストームがワシントン・ミスティクスに3-0で勝利し、8年ぶりの優勝を達成しました。

国際大会

また、2018年FIBA女子バスケットボール・ワールドカップではアメリカがオーストラリアを73-56で下し、3大会連続10回目の優勝を果たしました。これにより、アメリカ女子バスケットボールの強さが改めて示されました。

2018年は、日本のバスケットボール界にとっては特に印象深い年であり、選手たちの栄光とともに、課題や問題も浮き彫りになりました。今後の発展が期待される中、各チームや選手たちの活躍に今後も注目が集まるでしょう。

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