2019年岡山県議会議員選挙

2019年岡山県議会議員選挙

2019年岡山県議会議員選挙は、岡山県の議決機関である岡山県議会を構成する議員を選出するため、2019年4月7日に実施されました。これは、同日に行われた第19回統一地方選挙の前半戦投票日の一つとして位置づけられています。議員の任期満了に伴い、県議会議員の構成を全面的に改める目的で行われました。

選挙の概要と背景

この選挙は、岡山県議会議員の4年の任期が満了したことを受けて実施されました。選挙の告示日は2019年3月29日、投票日は4月7日でした。改選される議員の定数は55名で、19の選挙区に分けられていました。立候補者の総数は67名でした。

特筆すべき点として、全19選挙区のうち10選挙区では、定数を上回る候補者の届け出がなく、無投票での当選者が決まりました。これにより、16名の議員が選挙戦を経ずに当選しました。残りの9選挙区において、立候補した49名の間で、投票による議席獲得を巡る選挙戦が展開されました。

立候補者数

総数67名の立候補者の内訳は以下の通りです（無投票当選者を含む）。

自由民主党：33名
公明党：5名
立憲民主党：3名
国民民主党：1名
日本共産党：3名
NHKから国民を守る党：1名
無所属：21名

選挙結果

4月7日の投開票の結果、新たな県議会議員の構成が決定しました。各党の獲得議席数は以下のようになりました。

自由民主党：32議席

自民党は、選挙前の33議席から1議席減少させましたが、選挙後に無所属で当選した議員を追加公認することで、引き続き県議会において安定した議席数を維持する見通しとなりました。

公明党：5議席
立憲民主党：3議席
国民民主党：1議席

公明党、立憲民主党、国民民主党は、選挙前の議席数を維持する結果となりました。

日本共産党：2議席

日本共産党は、選挙前の議席から1議席を減らすこととなりました。

* 無所属：12議席

当選した無所属議員の中には、後に自民党の追加公認を受けた議員が含まれています。

この選挙結果により、岡山県議会における各会派の勢力図が再編され、今後4年間の県政運営に影響を与えることとなりました。特に、多くの選挙区で無投票が発生したことや、自民党が単独で過半数を確保しつつも選挙前より議席を減らした点などが、この選挙の特徴として挙げられます。

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