2022年北京オリンピックのフィギュアスケート競技

2022年北京オリンピック フィギュアスケート競技

2022年北京オリンピックにて開催されたフィギュアスケート競技は、世界中の注目を集めました。国際オリンピック委員会（IOC）の統括のもと、国際スケート連盟（ISU）が管理し、首都体育館を舞台に、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンス、そして団体戦の計5種目が実施されました。

大会概要

今大会には、総勢148名の選手が出場しました。各国・地域の出場枠は、2021年世界選手権と2021年ネーベルホルン杯の結果に基づいて決定。1つの国からは、団体戦を除く各種目に最大3名（組）までが出場できるため、最大で男女それぞれ9名、計18名の選手を派遣することが可能です。

団体戦への出場資格は、2021年世界選手権と2021/2022 ISUグランプリシリーズ|2021_2022 ISUグランプリシリーズの成績によるランキング上位10カ国に与えられます。ただし、団体戦を除く4種目のうち、少なくとも3種目の出場枠を獲得している国・地域に限られます（3種目の出場枠しか持たない国・地域が団体戦の出場資格を得た場合は、団体戦のみに出場できる追加の出場枠が与えられます）。

出場選手は、2006年6月以前に生まれている必要があり、さらに2022年1月24日までにISUが定めるミニマム・トータル・エレメンツ・スコアを満たす必要があります。

日本は、世界選手権の結果により、男女シングルはそれぞれ3名、ペアとアイスダンスはそれぞれ1組の出場枠を獲得。2021年12月26日には、日本スケート連盟が総勢10名の代表選手を発表しました。

羽生結弦選手の4回転アクセル挑戦

今大会の男子シングルフリースケーティングにおいて、日本の羽生結弦選手が、前人未到の「4回転アクセル」に挑戦。結果として、採点上は「4A<(4Aのアンダーローテーション)」と判定されましたが、ISUの公認大会で初めてプロトコルに「4A」と表記され、歴史的な瞬間となりました。

競技日程

競技時間は中国標準時（CST）で表示されています。今大会では、アメリカの放映権を持つNBCがゴールデンタイムでの生中継を希望したため、団体戦と男子の競技は、ほぼ全日程が午前9時台スタートという異例のスケジュールとなりました。

以下に競技日程を示します。

SP：ショートプログラム
FS：フリースケーティング
RD：リズムダンス
FD：フリーダンス

各種目結果

各種目の詳細な結果は以下の通りです。

個人戦

男子シングル
女子シングル
ペア
アイスダンス

団体戦

得点が同点の場合は、各国・地域ごとに成績の良い2種目の合計によって順位が決定されます。

男子シングル
ショートプログラム
フリースケーティング
女子シングル
ショートプログラム
フリースケーティング
ペア
ショートプログラム
フリースケーティング
アイスダンス
ショートダンス
フリーダンス

国別メダル獲得数

（メダル獲得数については、詳細なデータが入り次第追記します。）

外部リンク

北京オリンピック公式サイト
リザルトブック
* 国際スケート連盟による公式結果

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