2023年の相撲

2023年の相撲界の出来事

2023年の相撲界では、数多くの出来事がありました。元関脇の引退や新たな昇進、また優勝争いが繰り広げられ、ファンにとっては目が離せない年間となりました。この文章では、主な出来事を月ごとに振り返ります。

1月

1月4日、日本相撲協会は元関脇・豊ノ島こと井筒の退職を発表。14日には、元関脇・隠岐の海が現役を引退し、年寄『君ヶ濱』を襲名しました。15日、中日の取組で正代が6敗を喫し、1月場所後の大関昇進が消滅。22日に開催された1月場所の千秋楽では、大関貴景勝が12勝3敗で優勝を果たしました。この日の後、定例理事会も行われ、いくつかの重要な決定がなされました。

2月

2月1日、雷が入間川部屋を継承し、部屋名は雷部屋に変更。3日には、相撲博物館の館長交代が発表されました。元横綱・三重ノ海が館長職を退任し、八角理事長がその職務を兼任することとなりました。

3月

3月に入ると、エディオンアリーナ大阪での本場所が始まりました。中盤、貴景勝が休場する事態が発生し、初日から横綱も休んでいたことから、不在の本場所となりました。終盤では、関脇霧馬山が優勝決定戦で勝利し、初優勝を達成しました。

4月

4月には、日本相撲協会が「ニコニコ超会議」に参加。料理イベントや展示が行われ、大きな盛り上がりを見せました。

5月

5月4日、元関脇・逸ノ城が現役を引退。19日には、元大関・栃ノ心が同じく現役を引退しました。また、27日に照ノ富士が幕内最高優勝を決定し、31日には霧馬山が大関に昇進することが決まりました。

6月

6月1日、元幕内・石浦が現役を引退し、新たに年寄『間垣』を襲名。23日には、陸奥部屋に関する問題が理事会で決定され、陸奥自身も報酬減額の処分を受けました。

7月

7月からは大関霧島が初日から休場し、彼の取組は不戦敗となるという珍しい事態が発生しました。最終的に、関脇豊昇龍が優勝を果たし、千秋楽では盛大なフィナーレを迎えました。

8月から12月

8月には元幕内・明瀬山が引退し、同月の9月には八角が還暦の土俵入りを行いました。9月場所の千秋楽では、大関貴景勝が4度目の優勝を果たすなど、年末にかけてさらに競技が盛り上がりました。12月25日には、2024年1月場所の番付が発表され、力士の数も注目を集めました。

結論

2023年の相撲界は、退職や昇進、新たな優勝が続き、充実した年となりました。これらの出来事は今後の相撲界においても大きな影響を及ぼすことでしょう。相撲ファンにとって、2024年の展望も期待が持てる一年になりそうです。

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