2024年パリオリンピックの卓球競技

2024年パリオリンピック 卓球競技

2024年パリオリンピックの卓球競技は、国際卓球連盟（ITTF）の管轄の下、2024年7月27日から8月10日までパリ南アリーナ（ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場・アリーナ4）で開催されました。前回大会に引き続き、男女シングルス、混合ダブルスの個人3種目と男女団体戦の計5種目が実施され、熱戦が繰り広げられました。

出場枠

競技全体の出場枠は男女それぞれ86名。混合ダブルスは16組、団体戦は16カ国で争われました。各国からの出場枠には制限があり、男女それぞれ最大3名までが出場できましたが、シングルスは1カ国最大2名まで、混合ダブルスは1組のみの出場となりました。開催国であるフランスは、全種目に自動的に出場権が与えられました。

団体戦の出場国は、開催国フランスに加え、各大陸予選の勝者6チーム、2024年世界卓球選手権団体戦（釜山）の上位8チーム、そして予選を通じて出場枠を得ていない国の中で2024年3月時点の世界チームランキング最上位の1チームに決定しました。

混合ダブルスの出場枠は、各大陸予選から1組ずつ（計6組）、2024年4月11日・12日に開催された予選大会（ハビジョフ）の上位4組、2024年5月7日時点の世界ランキング上位5組、そして開催国（フランス）の1組に与えられました。特にアジアは強豪が多いため、大陸予選は行われず、世界ランキング域内最上位のペアがアジア代表となりました。なお、団体戦の出場国の選手が混合ダブルスに出場する場合、団体戦のメンバーに含まれている必要がありました。

シングルスの出場枠は、団体戦の出場国からは団体戦のメンバーの中で世界ランキング上位2名（計32名）が出場しました。その他の国の選手を対象としては、各大陸が定めた方法で予選またはシングルス世界ランキングによって22名（アジア、ヨーロッパ：6名ずつ、アメリカ：5名、アフリカ：4名、オセアニア：1名）に出場権が与えられたほか、2024年6月18日時点でのシングルス世界ランキング（最大15名）、ユニバーサリティ枠（1名）による出場権も設けられました。

用具

卓球台は上海紅双喜が提供し、黒を基調に縁などに薄紫色の要素を加えたデザインが特徴的でした。側面には浮彫で「PARIS 2024」のロゴが入れられ、台座の照明はリモコンで遠隔操作が可能でした。

試合球は広州双魚体育用品の「Double Fish PAR40+」が使用され、双魚は2008年北京大会以来16年ぶりに公式試合球を提供しました。フロアマットは河北英利奥体育用品が採用されました。

参加国

男子、女子、混合ダブルスには多くの国と地域の代表選手が参加し、熱戦を繰り広げました。卓球競技では、他国代表を務めた選手が別の国の代表として再びオリンピックに出場することも認められています。

競技日程

2024年7月27日から8月10日までの期間中、各種目で熱戦が繰り広げられました。

競技結果

各種目で数々のドラマが生まれ、記憶に残る大会となりました。詳細な競技結果については、公式記録をご参照ください。

脚注

注釈

出典

外部リンク

* 卓球 競技紹介 - paris2024.org

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