21st Cherry Boy
21st Cherry Boy - BUCK-TICKの18作目のシングル
「21st Cherry Boy」は、日本のロックバンドBUCK-TICKによって制作された18作目のシングルで、2001年11月21日にBMG JAPANからリリースされました。このシングルは、前作「GLAMOROUS」から約1年2ヶ月ぶりの作品となります。
楽曲の背景とタイトルの変更
「21st Cherry Boy」は、BUCK-TICKにとって21世紀初となるシングルです。当初は“21世紀の爆竹”を英語に訳した「21st Cherry Bomb」というタイトルが考えられていましたが、2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ事件の影響を受けて、爆発物を連想させる名称は使用を控えることが決まりました。このため、語感が似ている「Cherry Boy」というタイトルに変更された経緯があります。
収録曲
このシングルには、以下の2曲が収められています。
ミュージックビデオ
ミュージックビデオの監督は山口氏が担当し、撮影は都内のイタリアンレストランとスタジオで行われました。撮影当日は、BUCK-TICKのメンバーが事務所に集合し、そこでメイクと着替えを行い、撮影場所へは車で移動する形となりました。個々のショットはスタジオで撮影されたことになります。
ビデオにおける華やかでありながら毒を含んだビジュアルのイメージは、ボーカルの櫻井敦司から提案されたものです。特に、今井寿の顔に牛乳がかかるシーンについては、リハーサル時には少量の牛乳しか使われなかったものの、本番では多量にかかることになってしまい、結果的に印象的な映像が完成しました。なお、撮影の前日、櫻井敦司と今井寿はかなりのお酒を飲んでおり、今井は酒臭かったとのことです。
メンバーとサポートミュージシャン
「21st Cherry Boy」には、以下のメンバーが参加しています：
また、サポートミュージシャンとして横山和俊がマニピュレート、キーボード、ノイズを担当しました。
収録アルバム
このシングル「21st Cherry Boy」は、アルバム『極東 I LOVE YOU』にも収められています。
BUCK-TICKは、その独自の音楽スタイルとアーティスティックな表現で、常に新しい挑戦を続けているバンドです。「21st Cherry Boy」もその一環として、多くのファンに愛される作品となっています。
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