3丁目のタマ おねがい!モモちゃんを捜して!!

3丁目のタマ おねがい!モモちゃんを捜して!!

『3丁目のタマ おねがい!モモちゃんを捜して!!』は、毎日放送（MBS）制作、TBS系列で放送されたテレビアニメ『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?』の劇場版作品として、1993年8月14日に公開されました。ソニー・クリエイティブプロダクツのファンシー文具から生まれた人気キャラクター「タマ&フレンズ」の10周年を記念して制作された作品です。

ストーリー

花咲家の飼い猫であるモモちゃんが、家族旅行中に他の猫に連れ去られ行方不明になってしまいます。モモちゃんの飼い主であるエミちゃんはすっかり元気をなくしてしまい、そんなエミちゃんやモモちゃんのために、タマたちがモモちゃんを探す旅に出ます。

旅の途中、タマたちはツバメのツバクロウと出会い、モモちゃんの居場所を突き止めます。しかし、そこにはかつて人間に捨てられた猫たちのリーダーであるブラックフットと、その子分のボブテイルが待ち構えていました。タマたちは、無事にモモちゃんを連れ戻すことができるのでしょうか？

登場キャラクター

主要人物

タマ：声 - 笠原弘子
本作の主人公。モモちゃんを助けるため、仲間たちを率いるリーダーとして活躍します。持ち前のリーダーシップと前向きさで、冒険を通して成長していきます。
モモ / モモちゃん：声 - 椎名へきる
本作のヒロイン。ブラックフットを元気づけるために、自ら歌声を届けようとします。実はブラックフットとの間には、深い関係が隠されています。
トラ：声 - 坂本千夏
チームのムードメーカー。今作では、飼い主から大切にされていないと思い悩む一面も描かれています。持ち前の食い意地が災いして、トラブルを招くことも。
ポチ：声 - 渡辺真砂子
犬であるため、得意の犬かきや嗅覚を活かして活躍します。しかし、臆病な性格から、すぐに逃げ腰になってしまうことも。

その他のキャラクター

ブル：声 - 荒川太朗
タマたちをいじめるブルドッグ。モモちゃんに一目惚れしており、行方不明になった際はひどく落胆します。
ノラ：声 - 勝田治美
クールで自由気ままな野良猫。飼い主がいないため、モモちゃん探しには参加しません。
ベー：声 - 雨蘭咲木子
元気いっぱいで負けん気の強い男の子。
コマ：声 - 渡辺真砂子
メンバー最年少のマスコット的存在。
クロ：声 - コヒエミオコ
頭の回転が速い、チームのリーダー。
ゴン：声 - 松岡ミユキ
大阪生まれですが、今作では標準語を話します。
岡本たけし：声 - 村上忍
タマの飼い主。今作で初めて顔が描かれています。
エミ：声 - 鮎原里絵
モモちゃんの飼い主。旅行中にモモとはぐれてしまいます。
エミの母：声 - 松岡ミユキ
花屋の店長。モモの代わりに別の猫を飼おうとしますが、エミを泣かせてしまいます。

劇場オリジナルキャラクター

ツバクロウ：声 - 堀本等
ツバメをモチーフにしたキャラクター。物知りで関西弁を話し、ことわざをよく口にします。タマたちの道案内をすることになります。
ボブテイル：声 - 入江崇史
ブラックフットの部下。人間に捨てられ傷つけられた過去を持ち、人間不信に陥っています。
ブラックフット：声 - [槐柳二]]、[[雨蘭咲木子]
人間不信の猫たちのリーダー。過去に人間に捨てられた経験から、人間を強く恨んでいます。廃墟となった遊園地で、子分たちと暮らしています。

主題歌

挿入歌:「ひとりぼっちの夜に」
作詞：帆苅伸子 / 作曲・編曲：都留教博 / 歌：椎名へきる
エンディング:「愛は元気です。」
作詞：戸沢暢美 / 作曲・歌：谷村有美 / 編曲：西脇辰弥

関連ゲーム

1994年には、本作を題材にしたピコ専用の絵本ソフト「3丁目のタマ モモちゃんはどこ!」がセガ・エンタープライゼス（後のセガトイズ）から発売されています。

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