30 (UVERworldのアルバム)

UVERworld 11thアルバム『30』解説

UVERworldの11枚目のスタジオアルバム『30』は、2021年12月22日にgr8!recordsよりリリースされました。前作『UNSER』から約2年ぶりとなるこのアルバムには、シングル曲「AS ONE」から「AVALANCHE」に加え、ライブで披露されていた「EN」を含む全13曲が収録されています。

アルバムの背景とコンセプト

アルバムタイトル『30』は、バンド結成日である2000年6月6日からアルバム発売日2021年12月22日までの日数を足し合わせた数字に由来しており、30周年に向けたバンドの決意が込められています。初回生産限定盤はTYPE-AとTYPE-Bの2種類があり、それぞれBlu-rayまたはDVDと写真集が付属。通常盤も同時発売されました。

収録内容と楽曲解説

1. EN
カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アバランチ』第2部主題歌。ドラマとのコラボスペシャルムービーがYouTubeで公開されています。
2020年のライブで初披露以降、歌詞を少しずつ変えながら演奏され、多くのライブでラストを飾っていました。
TAKUYA∞自身は自信がなかったものの、メンバーからの満場一致で好評を得た楽曲。レコーディングには3日を費やし、喉を潰してしまったそうです。
Mステでサプライズ披露されたほか、『Mステ ウルトラスーパーライブ2021』でも演奏。
「試聴の際に判断してほしい」という意味を込め、アルバムの1曲目に収録され、アルバム全体の方向性を決定づけました。
ミュージックビデオも制作されています。

2. One stroke for freedom
「自分たちのことを好きでいてくれる人を、もっと好きにしたい」という思いから制作された楽曲です。

3. えくぼ
本作唯一のラブソングで、TAKUYA∞が友人から聞いたえくぼにまつわる中国の言い伝えをテーマにしています。

4. OUR ALWAYS
バンドへの愛を綴った楽曲。ファンクラブ企画に寄せられたファンの動画に感銘を受け、制作されました。歌詞は何度も書き直されたものの、バンドへの愛情をテーマに決めてからは短時間で完成したそうです。
音楽プロデューサーのUTAと共同で制作されました。

5. AVALANCHE
40thシングル表題曲で、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アバランチ』第1部主題歌。
イントロ部分が追加されたアルバムバージョンとして収録されています。

6. THUG LIFE
力を抜いて制作された楽曲で、「毎週のサザエ∞」というフレーズが歌詞に登場します。

7. SOUL (feat.青山テルマ & 愛笑む)
39thシングル『来鳥江/SOUL|来鳥江_SOUL』表題曲。青山テルマと愛笑むが参加。

8. 来鳥江 (feat.山田孝之 & 愛笑む)
39thシングル『来鳥江/SOUL|来鳥江_SOUL』表題曲。山田孝之と愛笑むが参加。

9. NAMELY
38thシングル表題曲。テレビ東京系アニメ『七つの大罪 憤怒の審判』第二クールエンディングテーマ。

10. イーティー
40thシングル『AVALANCHE』のカップリング曲。

11. AS ONE
36thシングル表題曲。映画『仮面病棟』主題歌。

12. HOURGLASS
37thシングル表題曲。映画『ブレイブ -群青戦記-』主題歌。

13. NEVER ENDING WORLD
彰が作曲・ミキシングを手掛けたインストゥルメンタル。TAKUYA∞からの要望で、壮大なイメージで制作され、マーベル作品のエンドロールのような演出を意識してアルバムの最後に配置されました。

タイアップ情報

EN: カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ『アバランチ』第2部主題歌
AVALANCHE: カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ『アバランチ』第1部主題歌
NAMELY: テレビ東京系アニメ『七つの大罪 憤怒の審判』第二クールエンディングテーマ
AS ONE: 映画『仮面病棟』主題歌
HOURGLASS: 映画『ブレイブ -群青戦記-』主題歌

クレジット

UVERworld
TAKUYA∞: Vocal
克哉: Guitar
彰: Guitar
信人: Bass
真太郎: Drums
誠果: Sax

外部リンク

UVERworld 2021.12.22 Release New Album「30」RELEASE SPECIAL SITE
UVERworld/'>Sony Music
30【初回生産限定盤A/BD】
30【初回生産限定盤A/DVD】
30【初回生産限定盤B/BD】
30【初回生産限定盤B/DVD】
* 30【通常盤】


このアルバムは、UVERworldの音楽的な進化とバンドとしての結束力を示す作品となっています。

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