39番街駅

39番街駅の概要

39番街駅（正式名：39番街-ダッチ・キルズ駅）は、ニューヨーク市クイーンズ区のロングアイランドシティに位置する地下鉄駅です。この駅はBMTアストリア線に属し、日中はN系統が常時運行しており、平日にはW系統も利用できる利便性の高い駅です。

駅の歴史

この駅は1917年2月1日に開業し、当初はBRT（後のBMT）との共同運行が行われていました。高架構造を持つこの駅は、他のアストリア線の駅と同様に2面3線の相対式ホームを採用しています。中央の線路は駅の南側で両サイドの線路と合流していますが、2002年以前はこの線路も営業運転に使用されていました。しかし現在は営業運転が行われていません。

駅の施設

39番街駅には、風防が設けられたプラットフォームと屋根が設置されています。駅名標には「39 Av - Dutch Kills」と書かれており、ニューヨーク市地下鉄の標準的なデザインを使用しています。2018年7月2日から2019年1月28日まで行われた改修工事により、Wi-Fiや携帯電話の充電ステーションが新たに設置され、駅舎の照明や情報表示の改善も進められました。この改修は、2015年から2019年にかけてMTAが進めた投資計画の一環として行われ、駅利用者へのサービス向上が図られています。

出入口とアクセス

39番街駅の構造として、ホームおよび線路の下に駅舎が設けられています。各ホームからは2本の階段で下りると、数店舗が入居しているホーム間の連絡通路にアクセスできます。改札エリアではトークンブースがあり、39番街と31丁目の交差点へ向かうための階段が設けられています。特に、ホームの階段の基部には緊急時に利用できる非常口があり、無用の混雑を避ける工夫がされています。

結論

39番街駅はクイーンズ区内の重要な交通拠点として、多くの乗客に利用されており、駅の利便性を高めるための改修も進められています。これにより、利用者はより快適で便利な交通手段を享受できるようになっています。今後も、さらなるサービス向上が期待される駅です。

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