A.J.アレクシー

アダム・ジョン・アレクシー（Adam John Alexy, 1998年4月21日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州チェスター郡ハニーブルック出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。アメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのランカスター・ストーマーズに所属しています。

経歴

ドジャース傘下時代

2016年のMLBドラフト11巡目（全体341位）でロサンゼルス・ドジャースから指名。ラドフォード大学への進学予定を破棄し、ドジャースと契約してプロ入り。アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビューを果たし、1勝0敗、防御率4.61の成績を記録しました。
2017年は、A+級のグレートレイクス・ルーンズで開幕を迎えました。

レンジャーズ時代

2017年7月31日にダルビッシュ有とのトレードで、ウィリー・カルフーン、ブレンドン・デービスと共にテキサス・レンジャーズに移籍。A+級のヒッコリー・クロウダッズに配属されました。
2018年もヒッコリー・クロウダッズでプレーし、6勝8敗、防御率3.58を記録しています。
2019年はA-級のダウンイースト・ウッドダックスで開幕。5月1日の試合中に広背筋痛で緊急降板し、PRP療法を受けましたが、この怪我によりシーズンを全休。シーズン終了後はアリゾナ・フォールリーグでプレーしました。
2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、プレー機会はありませんでした。11月20日にロースターに追加されました。
2021年はAA級のフリスコ・ラフライダーズで開幕。3勝1敗、防御率1.61の好成績を残し、8月3日にAAA級のラウンドロック・エクスプレスに昇格。8月30日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。同日のコロラド・ロッキーズ戦に先発し、メジャーデビュー。5回を投げて1安打無失点と好投し、メジャー初登板初勝利を飾りました。この年はメジャーで5試合に登板し、3勝1敗、防御率4.70を記録しました。
2022年はAAA級ラウンドロックでは31試合に登板し6勝6敗、防御率5.91。メジャーでは4試合（7イニング）に登板し、1勝1敗、防御率11.57という成績に終わり、12月9日にDFAとなりました。

ホワイトソックス傘下時代

2022年12月13日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズに移籍しましたが、2023年1月4日にDFAとなりました。
2023年1月10日にクリスチャン・ヒメネスとの交換トレードでミネソタ・ツインズに移籍。しかし、1月23日にDFAとなりました。
2023年1月30日にウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスに移籍。AAA級シャーロット・ナイツで開幕を迎えましたが、4試合に登板し、防御率15.30と苦戦。4月28日に40人枠から外れ、マイナー契約となりました。その後も不振が続き、7月1日に自由契約となりました。

独立リーグ時代

2023年8月8日にアトランティックリーグのサザンメリーランド・ブルークラブスと契約。6試合に登板しましたが、0勝1敗、防御率11.81と結果を残せず、8月15日に自由契約となりました。

ツインズ傘下時代

2023年12月19日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結びました。
2024年はAA級ウィチタ・ウィンドサージで7試合に登板しましたが、1勝2敗、防御率7.94という結果に終わり、5月18日に自由契約となりました。

再び独立リーグ時代

2024年6月7日にアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・モナークスと契約。ここでは20試合に登板し、2勝2敗3セーブ、防御率6.26を記録。8月7日に自由契約となりました。8月13日にアトランティックリーグのランカスター・ストーマーズと契約し、ここでは14試合に登板して2勝1敗、防御率2.57を記録しました。

詳細情報

年度別投手成績は以下の通りです。
(2021年度シーズン終了時)

背番号：62 (2021年 - 2022年)

脚注

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 A

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
A.J. Alexy stats MiLB.com （英語）

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