A.J.ラモス

アレハンドロ・ジュニア・ラモス（Alejandro Junior Ramos, 1986年9月20日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ラボック出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

経歴

プロ入りとマーリンズ時代

2009年のMLBドラフト21巡目（全体638位）でフロリダ・マーリンズから指名され、プロ入り。

2012年9月4日にメジャーデビューを果たし、11試合に登板。勝敗は付かなかったものの、防御率3.86、WHIP1.29を記録し、高い奪三振能力を示しました。

2013年にはリリーフとして68試合に登板し、3勝4敗、防御率3.15。奪三振率は9.7と高かったものの、与四球率も4.8と制球に課題を残しました。

2014年も68試合に登板。与四球率は6.0まで上昇しましたが、7勝0敗、防御率2.11と大きく飛躍しました。

2015年には抑えを任され、自己最多の71試合に登板。2勝4敗32セーブ、防御率2.30という好成績で期待に応えました。制球面でも改善が見られ、与四球率は自己ベストの3.3を記録しました。

2016年には自身初のオールスターゲームに選出。67試合に登板し、1勝4敗40セーブ、防御率2.81。セーブ数はリーグ4位でしたが、与四球率は4.9と再び悪化しました。

メッツ時代

2017年7月28日にトレードでニューヨーク・メッツへ移籍。2チーム合計で61試合に登板しましたが、与四球率は5.2とさらに上昇し、2勝4敗27セーブ、防御率3.99、WHIP1.42と成績を落としました。

2018年は28試合に登板して2勝2敗、防御率6.41。オフにFAとなりました。

メッツ退団後

2019年はどの球団にも所属せず。

2020年はドジャース、カブスとマイナー契約を結びましたが、いずれも自由契約となりました。

ロッキーズ時代

2020年9月4日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約。9月19日にメジャー契約を結びましたが、オフにFAとなりました。

エンゼルス時代

2021年3月26日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約。AAA級ソルトレイク・ビーズで42試合に登板後、9月23日にメジャー契約。オフにFAとなりました。

2022年3月16日にエンゼルスとマイナー契約で再契約しましたが、オープン戦で右肩を痛め、右肩関節唇損傷の重傷を負い、現役引退を表明しました。

詳細情報

年度別投手成績
(省略)

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2016年）

背番号

44（2012年 - 2017年7月27日、2017年8月21日 - 2018年、2021年）
40（2017年7月30日 - 同年8月20日）
* 51（2020年）

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