A.J.リード

アンドリュー・ジョセフ・リード（Andrew Joseph Reed, 1993年5月10日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州テレホート出身の元プロ野球選手です。ポジションは一塁手で、左投左打でした。

経歴

プロ入り前は、2011年のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから指名を受けましたが、契約せずにケンタッキー大学へ進学しました。大学時代には、2014年にカレッジ野球界で最も権威のある賞の一つであるゴールデンスパイク賞と、最優秀選手に贈られるディック・ハウザー・トロフィーを受賞しました。

2014年のMLBドラフトで、ヒューストン・アストロズから2巡目（全体42位）で指名され、プロ入りを果たしました。契約後、A-級トリシティ・バレーキャッツとA級クァッドシティズ・リバーバンディッツでプレーし、2球団合計で68試合に出場、打率.289、12本塁打、54打点、2盗塁を記録しました。

2015年は、A+級ランカスター・ジェットホークスとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、2球団合計で135試合に出場、打率.340、34本塁打、127打点という素晴らしい成績を残しました。オフには、アリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属しました。

2016年は、AAA級フレズノ・グリズリーズでシーズンを迎えました。6月25日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たしました。7月1日のシカゴ・ホワイトソックス戦ではメジャー初安打を放ち、翌2日の同カードでは初本塁打を記録しました。最終的に45試合に出場し、打率.164、3本塁打、8打点という成績でした。

2017年は、わずか2試合の出場に留まりました。

2019年7月2日にDFA（Designated for Assignment）となりました。

ホワイトソックス時代

2019年7月8日にウェイバー公示を経て、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍しました。しかし、8月16日にマイナー契約で傘下のAAA級シャーロット・ナイツへ配属されました。

2020年3月5日に、現役引退を表明しました。

アンドリュー・ジョセフ・リードは、大学時代に輝かしい実績を残し、プロ入り後も期待された選手でしたが、メジャーリーグでの活躍は短い期間に終わりました。しかし、その才能は多くのファンに記憶されることでしょう。

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