AEL MATSUYAMA(アエル マツヤマ)の紹介
AEL MATSUYAMAは、
愛媛県松山市の中心に位置する現代的な
複合商業施設です。この施設は、地元の
大街道商店街の入口に立地し、高さ59.77メートルを誇ります。
2008年に閉店した
ファッションビル「
ラフォーレ原宿・松山」の跡地に建設され、
2015年に開業しました。
施設の概要
AEL MATSUYAMAは、地上13階、延床面積は約11,000㎡の規模を持ち、様々なフロアが異なる用途に分かれています。1階と2階は商業施設、3階と4階はブライダルゾーン、そして5階から13階はホテルが入居しています。施設名の「AEL」は、「Art」、「Eat」、「Life」の頭文字から取られ、新しい人や文化、ライフスタイルと出会える場所を提供したいという願いが込められています。
当初、
松山市の活性化計画では、建物の取り壊し後に新たな商業ビルが計画されていましたが、
森ビルによる再開発計画により、より大規模な
複合商業施設の建設が提案されました。最終的には著しいスケールダウンが行われ、地上13階建ての形となりました。これにより、国と市からの補助金を受けることができ、再びホテル併設の複合施設案が浮上しました。建設は
2014年に始まり、
2015年には竣工に至りました。
施設内のテナント
AEL MATSUYAMAでは、1階と2階の商業ゾーンが特に注目されています。ここでは、特に30代から40代をターゲットにした店舗が展開されており、新業態や西日本初進出の店も含まれています。
1階には、
広島県発のインポートセレクトショップ「パリゴ(PARIGOT)」が四国初出店し、カジュアルレストラン「セラフィナニューヨーク」も入っています。これに続いて、2階には「明屋書店」が新たに移転オープンし、さらに旅行代理店や愛媛のコーヒー専門店などが出店しています。
ブライダルとホテル
3階と4階には、高級感のあるブライダル施設「THE GRIGHT」があり、結婚式やパーティーに利用されていました。しかし、2025年には賃貸契約が満了し閉業。5階から13階には、
カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントが運営する、215室を擁する「カンデオホテルズ松山大街道」が入っています。ここでは、
松山城を望む展望露天風呂「スカイスパ」も利用可能です。
アクセス情報
AEL MATSUYAMAへのアクセスは便利で、車の場合は
松山自動車道の松山ICから約20分。また、
松山空港からも同程度の時間で到着します。電車でも
松山市駅からの路面電車が利用でき、JR松山駅からも同様にアクセス可能です。バスを利用する場合、
松山空港や観光港からも
伊予鉄バスが直通しており、便利な立地です。
まとめ
全体として、AEL MATSUYAMAはただの商業施設ではなく、新しい文化やライフスタイルを体現する場所として非常に重要な存在です。地域の発展にも寄与しながら、訪れる人々にとって魅力的なスポットとなっています。