AEROPOLIS

『AEROPOLIS』は、2005年9月7日にcontemodeレーベルからリリースされた、capsuleの4枚目の数量限定アナログ12インチシングルです（品番：YCJC-10001）。この作品は、capsuleの音楽性をアナログレコードという形で楽しむことができる貴重なアイテムとして、ファンから高い評価を受けています。

楽曲について

A1. 空飛ぶ都市計画

この楽曲は、アルバム『L.D.K. Lounge Designers Killer』にも収録されていますが、『AEROPOLIS』に収録されているバージョンは、アルバムバージョンとは異なるextended mixとなっています。また、マスタリングもアルバム版とは異なるものが使用されており、音質の面でも聴き比べを楽しむことができます。より長く、より深く楽曲を堪能したいという方に最適なバージョンと言えるでしょう。

B1. Lounge Designers Killer

この楽曲では、ゲストボーカルとしてether22が参加しています。こちらもA1の「空飛ぶ都市計画」と同様に、アルバム『L.D.K. Lounge Designers Killer』に収録されているバージョンとは異なり、extended mixが採用されています。さらに、アルバム版とは異なるマスタリングが施されているため、このシングルでしか味わえない独特のサウンドを体験できます。ether22のボーカルが加わることで、楽曲の表現力がさらに増し、聴きごたえのある一曲となっています。

B2. twinkle twinkle poppp!

この楽曲は、BPM105で制作されたものが、2の12乗根の近似値である1.05946倍速されて収録されています。これにより、BPMが111.2433となり、元のキーよりも半音上がって聞こえるというユニークな仕掛けが施されています。この速度の変化は、楽曲に独特の浮遊感と高揚感を与え、聴く人の耳を惹きつけます。通常とは異なるスピードで音楽を聴くことで、楽曲の新たな魅力を発見することができるでしょう。

収録曲について

全作詞・全作曲は中田ヤスタカが担当しています。彼の独創的な音楽センスが、このシングル全体を通して強く感じられます。capsuleの音楽性を深く理解するためにも、このアナログシングルは欠かせないアイテムと言えるでしょう。

『AEROPOLIS』は、単なるアルバム収録曲の別バージョンというだけでなく、アナログレコードならではの音質や、extended mix、BPMの変更など、様々な工夫が凝らされた、capsuleの音楽的な実験性が感じられる作品です。音楽ファン、特にcapsuleのファンにとっては、コレクションとしてだけでなく、音源としても非常に価値の高い一枚と言えるでしょう。

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