ALICE VI

『ALICE VI』（アリス・シックス）は、アリスが1978年4月に発表した6枚目のオリジナル・アルバムです。前作『ALICE V』から1年9ヶ月という期間を経てリリースされた本作は、その間に発表された初の2枚組ライブ・アルバム『エンドレス・ロード』を挟んでの登場となりました。

アルバムには、大ヒットシングル「冬の稲妻」や「涙の誓い」が収録されており、アリスの代表的な楽曲群を堪能できます。また、「センチメンタル・ブルース」は後にシングル「ジョニーの子守唄」のB面としてリカットされました。さらに、10枚目のシングル「さらば青春の時」が8トラック・カートリッジのみに収録されている点も、特筆すべき点です。

『ALICE VI』は、アリスにとって初のオリコンチャートアルバム部門での1位を獲得した作品であり、彼らの人気を不動のものとしました。1988年に初CD化されて以降、1993年、1998年、2001年、2006年（紙ジャケット仕様）と、何度も再リリースされており、その人気と評価の高さが伺えます。

収録曲について

アルバムはLP盤とCT盤でリリースされ、その後CD盤も発売されました。収録曲は以下の通りです。

LP盤 / CT盤
(具体的な曲目は省略)
CD盤
(具体的な曲目は省略)

楽曲解説

「センチメンタル・ブルース」
後にシングル「ジョニーの子守唄」のB面曲としてリカットされ、新たなファンを獲得しました。
「街路樹は知っていた」
「冬の稲妻」のB面曲として、アルバムの魅力をさらに引き立てています。
「何処へ」
シングルバージョンと比較すると、ドラムの音が新たに加えられるなど、演奏に若干の違いが見られます。このアレンジの違いを楽しむのも、本作の魅力の一つです。

『ALICE VI』は、アリスの音楽的探求心と、大衆を魅了するポピュラリティが融合した作品と言えるでしょう。彼らの代表作の一つとして、今もなお多くのファンに愛され続けています。

関連項目

1978年の音楽

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