ALSOK関東デリバリー

ALSOK関東デリバリー株式会社

ALSOK関東デリバリー株式会社は、警備輸送を専門とする日本の企業です。親会社は綜合警備保障株式会社（ALSOK）で、その完全子会社として運営されています。

概要

この会社は、元々東武鉄道グループの東武デリバリー株式会社が手掛けていた警備輸送業務を引き継ぐ形で設立されました。東武デリバリーは1988年から警備業に参入し、グループ内の現金や貴重品の輸送を担ってきました。

2017年、東武デリバリーは警備輸送部門を分社化し、デリバリーサービス株式会社を設立。その後、このデリバリーサービス社の全株式をALSOKに譲渡しました。これにより、デリバリーサービス社はALSOKグループの一員となり、同時に社名をALSOK関東デリバリー株式会社に変更しました。

本社所在地は、設立当初は東武デリバリーと同じ足立区にありましたが、後に東武デリバリーが本社をさいたま市に移転したため、所在地が異なることになりました。

特徴

ALSOK関東デリバリーが使用する車両には、東武デリバリーから引き継いだものと、新たに導入されたものがあります。引き継ぎ車両は、東武デリバリー時代のカラーリングからTDCのロゴを外し、代わりにALSOKのロゴが貼り付けられています。新規導入車両や、他のALSOKグループからの転入車両は、ALSOKグループ共通の白地に黒帯のデザインですが、「ALways Security OK」ではなく「ALSOK Kanto Delivery」と記されている点が特徴です。

今後の予定

ALSOK関東デリバリーは、2025年4月1日付で親会社である綜合警備保障に吸収合併されることが決定しています。これにより、ALSOK関東デリバリーという会社は解散する予定です。

沿革

2017年4月5日：東武デリバリーがデリバリーサービス株式会社を設立。
2017年7月1日：東武デリバリーから警備輸送業務を吸収分割により譲受。
2017年7月3日：株式譲渡により、綜合警備保障の100%子会社となると同時に、東武鉄道グループから離脱。商号をALSOK関東デリバリー株式会社へ変更。
2025年4月1日：綜合警備保障に吸収合併され、解散予定。

営業エリア

ALSOK関東デリバリーは、以下の地域を主な営業エリアとしています。

東京都
千葉県
神奈川県
栃木県
茨城県
群馬県

外部リンク

* ALSOK関東デリバリー株式会社

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