ANOTHER PAGE

『ANOTHER PAGE -JUST INSTRUMENTAL-』（アナザー・ページ）は、1986年7月2日にリリースされた稲垣潤一にとって初の器楽曲アルバムです。

解説

このアルバムは、サウンドプロデューサーとして井上鑑を迎え、稲垣潤一の既存の楽曲をインストゥルメンタルとして再構築した意欲作です。選曲は、ファーストアルバムから5枚目のアルバムまでの楽曲から厳選されています。特に注目すべきは、1曲目に収録されている「サンクチュアリ」で、これはアルバムのために書き下ろされた新曲であり、稲垣自身が作曲を手掛けています。この楽曲は、インストゥルメンタルアルバムに新たな彩りを加えています。LPレコード版は、ブルー・ヴァイナル仕様でリリースされ、その美しい色彩も話題となりました。

収録曲について

アルバム収録曲は、全曲とも井上鑑による編曲が施されています。インストゥルメンタルならではの、楽曲の新たな魅力を引き出すアレンジに注目です。

1. サンクチュアリ（新曲）
作曲：稲垣潤一
アルバムのために書き下ろされた新曲。
2. バチェラー・ガール
稲垣潤一の代表曲の一つ。
3. 夏の行方
夏の情景が目に浮かぶような、メロディアスなナンバー。
4. JAJAUMA
リズミカルで軽快なサウンドが特徴。
5. 楽園伝説
エキゾチックな雰囲気が漂う楽曲。
6. 月曜日にはバラを
憂いを帯びたメロディが印象的。
7. ロング・バージョン～ドラマティック・レイン
稲垣潤一の代表曲「ドラマティック・レイン」のロングバージョン。
8. 悲しきダイヤモンド・リング
切ない歌詞とメロディが胸に響くバラード。
9. 夏のクラクション
夏のドライブにぴったりの爽やかなナンバー。
10. LONG AFTER MID-NIGHT
都会の夜をイメージさせるスタイリッシュな楽曲。

このアルバムは、稲垣潤一の楽曲の新たな魅力を発見できるだけでなく、井上鑑のアレンジメントの才能も堪能できる作品となっています。インストゥルメンタルという形式を通して、より深く楽曲の世界観に浸ることができるでしょう。

もう一度検索