ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"

『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"』は、シンガーソングライターであるASKA氏が2008年に開催した同名のコンサートツアーを映像化した作品です。この映像作品は、最初にDVDフォーマットで2009年2月25日にリリースされ、その後、より高画質なBlu-rayフォーマットでも2012年5月23日に改めて発売されました。両フォーマットともにユニバーサルミュージックより提供されています。

本作に収録されているのは、2008年4月26日から11月23日にかけて実施された「ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"」のパフォーマンスです。このツアーは、タイトルに冠された通り、オーケストラなどを取り入れたシンフォニックな編成で行われました。その規模は国内に留まらず、アジア地域を巡る国際的なものでした。具体的には、シンガポールを皮切りに幕を開け、タイ、中国といった国々を訪れた後、日本へと場所を移し、最終的に全14公演が開催されています。映像作品には、この約半年にわたるツアーの中から、臨場感あふれるステージの模様が収められています。

なお、本映像作品の発売に先立って、ツアー初日に行われたシンガポール公演のライブ音源がデジタル限定でリリースされています。このライブアルバム『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE" at The Bay (Singapore)』は、主にiTunes Storeを通じて配信されていました。

映像作品には、このシンフォニックツアーで披露された多彩な楽曲が収録されています。以下にそのリストを、作詞・作曲者と共に示します。

• - prelude
• - birth (作詞：ASKA・松井五郎　作曲：ASKA)
• - Girl (作詞・作曲：ASKA)
• - 迷宮のReplicant (作詞・作曲：ASKA)
• - はじまりはいつも雨 (作詞・作曲：ASKA)
• - good time (作詞・作曲：ASKA)
• - 抱き合いし恋人 (作詞：ASKA・松井五郎　作曲：ASKA)
• - 君の好きだった歌へのプロローグ (作曲：ASKA・服部隆之)
• - 背中で聞こえるユーモレスク (作詞：ASKA・松井五郎　作曲：ASKA)
• - 帰宅 (作詞・作曲：ASKA)
• - next door (作詞・作曲：ASKA)
• - 蘇州夜曲 (作詞：西條八十　作曲：服部良一)
• - C-46 (作詞・作曲：ASKA)

※DVD版ではここまでがDISC 1に収録されています。

• - 心に花の咲く方へ (作詞・作曲：ASKA)

※DVD版ではここからがDISC 2の収録内容となります。

• - UNI-VERSE (作詞・作曲：ASKA)
• - 僕はこの瞳で嘘をつく (作詞・作曲：ASKA)
• - 月が近づけば少しはましだろう (作詞・作曲：ASKA)
• - けれど空は青 〜close friend〜 (作詞・作曲：ASKA)
• - PLEASE (作詞・作曲：ASKA)
• - 伝わりますか (作詞・作曲：ASKA)
• - 君が愛を語れ (作詞・作曲：ASKA)

この映像作品は、ASKA氏の楽曲がオーケストラの演奏と融合し、新たな魅力を放つ記念碑的なツアーの記録であり、ファンはもとより多くの音楽愛好家にとって楽しめる内容となっています。

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