AWAY: Journey to the Unexpected

『AWAY: Journey to the Unexpected』

『AWAY: Journey to the Unexpected』は、フランスのインディーゲームスタジオAurelien Regard Gamesによって開発された一人称視点の3Dアクションアドベンチャーゲームです。このゲームは、プレイヤーが少年を操り、行方不明の両親を探しながら、さまざまなフィールドを冒険する物語が展開されます。

システム概要

ゲームの進行は主人公の自宅を拠点に行われ、最初に訪れられる4つのフィールドのうち、プレイヤーが最初にアクセスできるのは1か所のみです。各フィールドには小規模なダンジョンが3つあり、これらをクリアすることでメインダンジョンの入り口が開放されます。最終的にはそのフィールド内のボスを倒すことでクリアとなります。

このゲームでは、ダンジョン内での構造や敵の配置、スタート地点は毎回異なるパターンが選ばれ、プレイヤーに新しい体験を提供します。ゲームオーバーになった場合は、これまでのクリア状況がリセットされますが、その前に収集したフレンドキューブの数や星印は保存されます。

フィールドを探索する中で、「フレンドキューブ」と呼ばれるアイテムを最大3つまで収集でき、特定のキャラクターと対話することで仲間にすることが可能です。ただし、選択肢を誤ると仲間にできないため、適切な選択をする必要があります。新たに仲間が加わるごとに、主人公の自宅にある施錠された扉が開き、最大8の星印を集めると最終ボスの部屋に進むことができます。

また、仲間キャラクターのエネルギーゲージは攻撃を受けることで減少し、ゼロになるとそのキャラクターは使用できなくなります。主人公のライフが尽きるとゲームオーバーとなり、経験値が加算されてレベルアップすることで新たな技を習得したり、ライフの最大値を増やすことができます。

キャラクター紹介

主人公

行方不明の両親を捜す少年で、ゲーム開始時には好きな名前を設定できます。棍棒を使った近接攻撃や、特定のアイテムを投げる攻撃技を使えるほか、レベルアップによりチャージアタックや防御技も習得します。

アーネスト（Ernestin）

魔法使いの老人で、火球を発射する攻撃が得意です。

ウッディ（Woody）

頭に種を載せた木の怪物で、種を使って周囲に爆弾を設置します。

ラビワークスマネージャー（Labiworker）

建設会社の社員であり、武器を使った強力な近接攻撃を行います。

賞金稼ぎ（Bounty Hunter）

高性能なガンマン型ロボットで、遠距離からの攻撃を行います。

他の仲間たち

ライフを回復するハートを放出するコウモリのライトハートや、ミサイルで攻撃するロロボット、敵を足止めできるブロックを設置するスケルトンのサラなど、多様なキャラクターが登場します。

音楽と開発

ゲームの主題歌は真白彩が歌い、開発チームは主に2人で構成されており、他にも移植を担当したプログラマーが加わっています。アートスタイルには日本のアニメからの影響が見られ、開発者は日本とフランスのアニメーションを融合させた作品を目指しました。オープニングムービーは東京のアニメーターが制作を担当しています。

このように『AWAY: Journey to the Unexpected』は、ユニークなキャラクターとの出会いや、毎回異なるダンジョン探索を通じて、プレイヤーに新鮮な体験を提供する魅力的なゲームです。

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