Anchang

ANCHANG（あんちゃん）

ANCHANG（あんちゃん）は、1970年4月28日生まれで、愛媛県新居浜市出身の実力派ミュージシャンです。本名は安藤弘司で、身長は174cm、血液型はA型です。彼は第一工業大学工学部を卒業後、ヘヴィメタルバンドSEX MACHINEGUNSのリーダーとして名を馳せています。彼はボーカルとギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲も手掛けています。

ユーモアと日常が融合した楽曲

ANCHANGは、非常にコミカルでユーモアに溢れた歌詞が特徴です。例えば、故郷の名物であるみかんを題材にした楽曲『みかんのうた』などがありますが、彼の作品は必ずしも笑いを狙ったものではなく、日常の出来事や自身の体験を基にしています。このユーモアは楽曲のスタイルにも影響を与え、メタルバンドのパロディなど、彼特有のセンスが感じられます。

特注のギター「髑髏よしえ」を使うanchangは、そのデザインが非常に個性的で、ESPの「ランダムスター」を基にした作品です。このギターはもともと彼自身が紙粘土で作成したもので、現在でも愛用しています。しかし、彼はこのギターだけでなく、複数のモデルを駆使して音楽活動に取り組んでいます。

彼にとってギターとの出会いはボン・ジョヴィの『7800°ファーレンハイト』から始まり、その後ナイト・レンジャーやLAメタルバンドに影響を受け、特にジョージ・リンチから多くのインスピレーションを得ました。ギターの音色やデザインにおいても、彼の好きなメーカーと同じピックアップを使用しています。

趣味と素顔

大のカレー好きで、逆に納豆には苦手意識を持つANCHANGの趣味は多岐にわたります。特に釣りには力を入れており、過去には釣りのコラムを連載していたこともあります。自身のブログでは、釣りに関する素敵な瞬間をシェアしています。

音楽に対する彼の信念は「みんなで作る」というものです。SEX MACHINEGUNSの第5期以降の楽曲は、メンバー全員がアイデアを出し合い、共同で作成されたものが多くなっています。市名義での創作にこだわりを持っており、楽曲制作のプロセスを大切にしています。

また、彼は大のプロレスファンであり、『ワールドプロレスリング』に本名名義で出演したことがあります。さらに、同郷の女子プロレスラー藤田あかねの入場曲に彼の楽曲が使われていることもあります。

音楽キャリアの歩み

1989年、ANCHANGは同名の大学内バンドを結成し、その後も活発に音楽活動を行い、1998年にはSEX MACHINEGUNSとしてメジャーデビューを果たしました。その後、バンドは解散を繰り返しつつも、ANCHANGはソロ活動や別のバンドなどで多彩な音楽活動を展開しています。

ソロ名義でもアルバム『Memphis』をリリースし、さらにはザ☆メンテナンスとしての活動再開も行いました。最近では第6期SEX MACHINEGUNSとして活動を再開し、音楽シーンにおいて存在感を放っています。

機材と影響

ANCHANGは、自身の演奏スタイルを支えるために特定の機材を愛用しています。デビュー時からヒュースアンドケトナーのアンプを使用しており、彼のギターセッティングには独自のこだわりがあります。使用しているギターはESP製が多く、そのデザインはファンからも愛されています。

彼の独自の音楽スタイルと、その裏に潜むユーモアは、これからも多くのファンに楽しさを提供し続けることでしょう。

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