株式会社AqbiRecについて
株式
会社AqbiRec(アクビレック)は、日本の
音楽プロダクションとして、主にアイドルの育成とプロデュースを専門にしています。通称「AQBI」として知られ、代表取締役は田中紘治氏です。2011年にアイドル育成プロジェクトとして始まり、その後法人化を果たしました。
設立の背景と経緯
AqbiRecの設立は、BELLRING少女ハートのメンバーであり
台湾出身のTIRAがビザの関係で帰国せざるを得なくなったことに起源があります。法人化によって、彼女が広報活動名目で日本に残る可能性を模索することになりました。最初はBELLRING少女ハートの活動を中心として進行していましたが、さまざまな出来事を通じて他のプロジェクトも展開されていきました。
歴史的な出来事
2016年末にはBELLRING少女ハートが活動を休止し、いわゆる「崩壊」と呼ばれる状況が発生しました。これを受けて、
2017年にグループはThere There Theresに改名し、再活動を開始しました。同年、元BELLRING少女ハートのメンバーの柳沢あやのによるソロプロジェクト、CLOCK & BOTANが始動したほか、新たなグループ
MIGMA SHELTERも結成されました。
2018年には、There There Theresは表記を大文字の「THERE THERE THERES」に統一し、柳沢を中心に
グーグールルが新たに結成されました。しかし、
2019年にはTHERE THERE THERESは解散し、そのメンバーを中心にNILKLYが結成されるなど、AqbiRecは常に進化を続けています。
コロナ禍の影響
2020年、新型コロナウイルスの影響で対面での特典会が中止される中、オンラインでのライブ配信や特典会が実施され、「逆特典会」という新しい形のイベントも行われました。この柔軟な対応がAqbiRecの持ち味の一つです。
最新の動向
2022年には、NILKLYやあんちろちーが解散し、BELLRING少女ハートの10周年を祝って「BELLRING少女ハート '22」が期間限定で活動しました。また、元メンバーの小笠原唯と朝倉みずほを中心に新グループFinger Runsがデビューを果たしました。
2023年には、BELLRING少女ハルト '22が活動を終了し、新たにオーディションで選ばれたメンバーとともにBELLRING少女ハートとして再始動しました。また、次世代アイドル育成プロジェクト「AQBI MATE」も立ち上げられ、今後のさらに多彩な展開が期待されます。
一方、
2024年には
MIGMA SHELTERが無期限活動休止となり、その中から元メンバーのうちタマネ、ワニャ+、ユイノン、スイミイの4人が新グループ・FOKALITEを結成しました。彼女たちはブラジルでのバンド結成に向けてメンバーを募集しています。
所属アーティストとプロデュース作品
AqbiRecに所属するアーティストには、CLOCK & BOTANやFinger Runsがあります。また、
2024年にはFOKALITEの正式デビューも控えており、ますます充実したラインナップを見せています。
AqbiRecのこれまでの活動を振り返ると、数々のアイドルグループの育成とプロデュースを行い、日本の
音楽シーンに多大な影響を与えてきました。今後も新しい才能を発掘し、
音楽を通じたエンターテインメントの新しい形を作り出していくことでしょう。