Ashes.EP

GLAYのシングル『Ashes.EP』の詳細

『Ashes.EP』は、日本の人気ロックバンドGLAYによる37枚目のシングルで、2007年10月31日に発売されました。この作品は、GLAYが初めて合宿を通じて制作した楽曲であり、ファンからも注目される内容となっています。リリース当初、オリコン週間チャートでは連続1位を維持することはできなかったものの、前作「鼓動」よりも初動売上は増加しました。

シングルには、DVD付きのデジパック仕様の初回限定盤と、CDのみの通常盤が同時にリリースされました。特筆すべきは、プロモーションビデオ（PV）の制作です。「ASHES -1969-」のPVだけでなく、ボーカルのTERUの要望で「SORRY LOVE」も制作されました。このPVは通常のビデオではなく、ポラロイド写真を約2000枚使用して編集された独特なもので、視覚的にも楽しませてくれます。

シングルのタイトルとしては『ASHES』が掲げられていますが、発売時には3曲をA面としてプッシュされており、テレビ出演時には「ASHES -1969-」と「SORRY LOVE」の両方が披露されました。このシングルは、GLAYが通算31作目のオリコンTOP10入りを果たした記念碑的な作品でもあります。

収録曲の解説

1. ASHES -1969-

作詞・作曲はTAKUROが担当し、アレンジはGLAYと佐久間正英が行いました。イントロなしで始まるこの曲は、TERUのヴォーカルとギターのみでスタートし、次第に打ち込み音が加わる独特の構成を持っています。ドラムやベースの演奏が入ることで、曲に厚みが出ます。また、「ASHES -1969-」は、テレビ番組『アドレな!ガレッジ』のエンディングテーマとしても使用されています。初めてこの曲が披露されたのは、ROCK SHOCK vol.4の中ででした。

2. ROSY

この楽曲もTAKUROの作詞・作曲によるもので、アレンジは上記の曲と同様です。詳細は、アルバムやライブパフォーマンスで聴くことができるでしょう。

3. SORRY LOVE

同じくTAKUROが手がけたこの曲は、感情豊かなバラードとしてファンに親しまれています。

4. MOTHER NATURE'S SON

ビートルズの名曲「MOTHER NATURE'S SON」をカバーしたこの曲は、GLAYとしては初めて洋楽の楽曲をCDに収録したものです。この企画は、ベーシストのJIROの提案によって実現し、彼らの音楽スタイルの幅を広げるものとなりました。

初回限定盤DVD内容

初回限定盤には、以下のコンテンツが収録されています。

• - ASHES -1969-
• - SORRY LOVE
• - Music Clip Shooting

これらは、楽曲の魅力を視覚的に楽しむことができる特典で、多くのファンに愛されています。

収録アルバム

• - ASHES -1969-
• - THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜
• - ROSY
• - rare collectives vol.4
• - SORRY LOVE
• - THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜
• - rare collectives vol.4
• - REVIEW 2.5
• - MOTHER NATURE'S SON
• - rare collectives vol.4

『Ashes.EP』は、GLAYの音楽の進化を感じさせる重要な作品であり、ファンにとっても特別な意味を持つシングルといえるでしょう。

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