B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME

B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME

この作品は、日本のロックユニットB'zによる第13作目の映像作品で、DVDおよびBlu-ray Disc形式でリリースされました。2010年1月から3月にかけて行われたライブツアー「B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic"」の中から、3月7日に東京ドームで行われたファイナル公演を収録しています。

2010年はB'zがソロ活動を中心に行い、新しいCDのリリースがなかったため、この年唯一のB'zとしてのリリース作品となっています。そのため、多くのファンにとって特別な意味を持つものとなっています。

フライング・ステージ

本ツアーの最も注目された演出は「フライング・ステージ」です。このステージは、約8トンの重量を持つ巨大なもので、バンドメンバー全員が演奏しながら、客席の真上を通過します。東京ドームでの公演でも、約90メートル幅の移動があり、これによりバンドの全員がその場で演奏するという前例がない演出が実現しました。映像には、観客の興奮や驚きが捉えられており、他にも炎の演出や大きな風船が揺れる様子なども見どころです。

売上と評価

このDVDは、2010年8月9日付のオリコン週間DVDランキングで初週に総合首位を獲得しました。また、B'zとしては7作連続でのミュージックDVD総合首位を達成し、KinKi Kidsと並んで「ミュージックDVD総合首位連続獲得数」における歴代1位タイの記録を持つことになりました。さらに、Blu-ray Disc版も多くの売上を記録し、ミュージックBDランキングで1位を獲得するなど、非常に成功したリリースとなりました。

演奏メンバー

ライブには、メンバーとして

• - 松本孝弘（ギター、プロデュース）
• - 稲葉浩志（ボーカル）

そしてサポートメンバーとしても。

• - 増田隆宣（キーボード）
• - シェーン・ガラース（ドラム）
• - バリー・スパークス（ベース）

が参加しています。

このコンサートでは、数々の人気曲が披露され、各曲は新たなアレンジや演出で観客を魅了しました。たとえば、「DIVE」では松本のギターソロが印象的で、「TIME」では約7年ぶりにプレイされたことでも特別な感動があります。

特に、サビでの観客との合唱は、ひときわ心に残る瞬間です。「Magic」や「Love Phantom」もその響き渡るメロディーで会場を一体化させました。

最後に

この映像作品を通じて、B'zの圧倒的なパフォーマンスが観客にどれほどの感動を与え、音楽が持つ力を改めて感じることができました。特に巨大なフライング・ステージの演出は、観る者すべてに忘れられない体験を提供します。彼らのライブパフォーマンスは、音楽だけでなく、視覚と感情の両方を強く刺激し続けています。B'zのファンであれば、この作品は必見と言えるでしょう。

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