BABY ROCK

ミニアルバム『BABY ROCK』の概要

『BABY ROCK』（ベイビー ロック）は、BACK-ONの3枚目となるミニアルバムで、2005年10月19日にcutting edgeからリリースされました。これは彼らのメジャーデビュー作品として位置づけられており、アルバムのビジュアルには印象的なギターデザインが取り入れられています。特に、ジャケットの一部が切り取られているデザインが目を引きます。

このアルバムの販売に伴い、ツアーも開催され、ファイナル公演では先着の観客に特典ビデオが配布されました。このビデオはBABY ROCKツアーのライブ映像やオフショット、さらにはメンバーのコメントが収められています。

収録曲の紹介

全曲の作詞はTEEDAとKENJI03が手掛け、作曲はBACK-ONが担当しています。プロデュースもJINによって行われています。以下は、収録されている楽曲の詳しい説明です。

GAKU-TEN [4:10]

アルバムのリード曲であり、タイトルは「学園天国」に由来しています。この楽曲のプロモーションビデオには及川奈央が出演しており、ストーリーはCD版とは異なり、MVでは女教師を取り合う内容となっています。CDには男性教師の声が入っていましたが、MV版ではその要素がカットされています。ツアーファイナルの際には、及川本人がサプライズで参加したことも話題になりました。

BLOW [3:38]

この曲もアルバムの重要なトラックの一つです。

FLYDOM [4:18]

ミニアルバム『HERO』やフルアルバム『YES!!!』にも収録されており、ファンにとってお馴染みの楽曲です。

FORWARD [4:35]

先行してリリースされたミニアルバム『ADACHI TRIBE』から新たに録音された曲で、表記が変更されている点も特徴です。

〜FEEL〜 [1:01]

約4行の歌詞から成る、ほぼインストルメンタルの短いSkit的な曲です。

NUTS TRIBE [3:23]

このトラックはミニアルバム『HERO』といった他のプロジェクトでも聴くことができます。彼らの多彩なスタイルが感じられる楽曲です。

ラッキー [4:01]

正式には「アンラッキー」という表記がされており、曲名が上下逆に描かれています。

SO MANY TEARS [4:55]

この楽曲の歌詞部分は、故人となった母親へ宛てたものとされています。この感情豊かなトラックは、多くのリスナーに深い共鳴をもたらしています。

最後に

『BABY ROCK』は、BACK-ONの音楽キャリアにおいて重要な作品であり、彼らの新たなスタートを象徴しています。特典ビデオや様々な演出により、アルバムのリリースとツアーはファンにとって忘れがたい経験になりました。このミニアルバムには、バンドのエネルギーと創造性が詰まっており、聴く者に強い印象を残します。

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