BAN!BOO!ぱいん!!

BAN！BOO！ぱいんについて

『BAN！BOO！ぱいん』は、2002年4月1日から2003年3月26日まで日本の一部地域で放送されていたバラエティ番組です。この番組は読売テレビ（ytv）が制作し、松竹芸能に所属する芸人たちが出演していました。タイトルに含まれる「BAN!」と「BOO！」は、松竹の「竹（bamboo）」と「松（pine）」を掛け合わせた言葉遊びが由来です。

放送時間と放送局

この番組は、毎週月曜日の深夜24時50分から25時20分、2002年4月から9月まで放送されました。その後、2002年10月から2003年3月までの間は水曜日に放送されるようになりました。主に読売テレビ系で放送された他、さまざまな地方局でも放送されていました。これには、ニッポン放送や福岡放送、熊本県民テレビなどが含まれます。また、鹿児島読売テレビでは、最終回がイラク戦争に関する特別番組の影響で、通常より2時間遅れて開始されました。

出演者

番組には、笑福亭鶴瓶を中心に、ますだおかだ（岡田圭右、増田英彦）とアメリカザリガニ（柳原哲也、平井善之）がレギュラー出演していました。鶴瓶はこの番組のメインキャストであり、彼のリーダーシップのもと、様々なコントやトークが繰り広げられました。

番組の構成

『BAN！BOO！ぱいん』は大きく2つのコーナーに分かれています。

トークコーナー

まず、トークコーナーでは毎週提示されたテーマに基づいて、出演者たちが盛り上がるトークを繰り広げます。トークの前には、視聴者から送られた体験談が紹介され、その中から選ばれたエピソードの提供者には、オリジナルの「BAN!BOO!ぱいん!!缶」が贈られました。これにより、視聴者との距離を縮める工夫がなされています。

コントコーナー

後半のコントコーナーでは、与えられたテーマ（例「葬式の5人」など）に基づいて出演者がアドリブでコントを演じます。このコーナーでは、ジャンケンで「暗転当番」が決まり、その人物がコントのオチをつける役割を担いました。コントの最後に「最初はグー、BAN！BOO！ぱいん」と掛け声をかける光景が印象的でした。

エンディング

放送の終了時には、「今日のお粗末さん」と称して、最も不甲斐なかったコントを演じたメンバーが舞台の中央で反省の弁を述べるコーナーがありました。時にはプロデューサーが選ばれることもあり、視聴者に笑いを提供しつつも楽しませた番組の要素の一つでした。

制作スタッフ

この番組の構成には、疋田哲夫、上田信彦、藤本多賀雄が名を連ねており、演出は土居原作也が担当しました。プロデューサーには菱田義和と高林純平が名を連ね、チーフプロデューサーは荻原武博が務めていました。

『BAN！BOO！ぱいん』はユーモアと創造性に満ちた番組であり、視聴者にとって楽しいひとときを提供していました。

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