BEXCO

BEXCO - 釜山の国際コンベンションセンター

BEXCO（ベクスコ）は、韓国の釜山広域市海雲台区に位置する国際的なコンベンションセンターです。2001年9月に開業し、名称は「Busan EXhibition & Convention center」の略語です。この施設は、地域の経済や文化交流の重要な拠点として機能しています。

歴史

BEXCOがある場所には、1940年から水営飛行場が存在しましたが、1948年には臨時国際空港として認可を受けました。その後、1958年には釜山飛行場に名称変更され、1963年には正式に国際空港となりました。しかし、1976年にインフラが金海郡に移転し、金海国際空港が開設されたため、この空港は空軍基地としてのみ利用されることとなり、1987年には閉鎖されました。

閉鎖後の1998年10月、センタムシティ地区の開発の一環としてこの地に国際展示場の建設が始まり、2001年5月に「BEXCO」という名称が決まります。初めて重要なイベントが行われたのは、2001年12月1日の2002 FIFAワールドカップの本大会グループリーグ組み合わせ抽選会でした。このイベントは、BEXCOが国際的な舞台であることを示すきっかけとなりました。

さらに、2012年6月には第2展示場が完成し、展示スペースが大幅に拡充されました。現在のBEXCOは、特にエンターテインメント分野での利用も拡大しており、2022年には人気のゲーム「League of Legends」の国際大会であるMSIが開催されるなど、様々なイベントに対応できる空間を提供しています。

概要

BEXCOは、以下の二つの展示場を有しています。

• - 第1展示場：面積26,508 m²
• - 第2展示場：面積19,872 m²（内訳として1階は9,936 m²）

このように広々とした展示スペースは、展示会やビジネスミーティング、文化イベントなど多彩な用途に対応可能です。

アクセス

最寄駅として、釜山交通公社2号線のセンタムシティ駅があります。駅からは徒歩でのアクセスが可能ですが、少し距離があります。また、韓国鉄道公社の東海線にあるBEXCO駅からもアクセスでき、どちらの駅も施設名「ペクスコ」と表記されています。

関連項目

BEXCOに関心がある方には、以下の関連情報もおすすめです。

• - 世界のコンベンション・センター一覧
• - キンテックス
• - センタムシティ
• - COEX
• - 釜山国際モーターショー（隔年で当施設にて開催されます）

BEXCOは、地域の活性化だけでなく、国際的な展望を持つコンベンションセンターとして、今後も多くのイベントのプラットフォームとして利用されていくことが期待されています。詳細については、公式ウェブサイトやウィキメディア・コモンズの関連カテゴリをご覧ください。

もう一度検索