アルバム『breath』の概要
知念里奈が
2001年7月4日にリリースした『breath』は、彼女にとって2枚目のオリジナル
アルバムです。前作『Growing』から3年が経過し、待望の新作として注目を集めました。本
アルバム以降、知念名義での
シングルや
アルバムの発表は行われなかったため、ファンにとって特別な意味を持つ一枚となっています。
収録曲について
本
アルバムには、様々な楽曲が収録されています。作曲及び編曲は主にRyuichirou Yamakiが手掛け、
知念里奈の多彩な表現力を引き出しています。以下に、収録内容について詳しく見ていきましょう。
overture…breath…(1:36)
アルバムの幕開けを飾るこのトラックは、非常に短いながらも印象的なイントロダクションです。音楽の旅の始まりを告げる役目を果たしています。
Butterfly(3:47)
この楽曲は、
知念里奈と
H.U.Bによる共同作詞です。自由で軽やかな印象を持ち、聴く人を夢の世界へと誘います。思わず心が踊るようなメロディーが特徴的です。
Love, make together(4:10)
12th
シングルとしてリリースされたこの曲は、
ブルボンの「プチビット」CMソングとしても知られています。カラフルでポジティブなメッセージが込められた曲調が魅力的です。
Never goes away(4:24)
作詞はUNI、作曲はHimeko Yamamotoによるこの楽曲は、切なさと懐かしさが交錯するバラード。編曲はSadahiro Nakanoが担当し、感情豊かなサウンドに仕上げています。
体温(5:32)
Akifumi Shiotaによる作詞が特徴的なこのトラックは、心の温もりを感じるような歌詞とメロディが絶妙に絡み合っています。
my dear DREAMERS(3:32)
引き続きAkifumi Shiotaが作詞を手掛けていますが、夢見るようなサウンドと歌詞が心を掴みます。
ジェラシー(4:55)
Saki Nishinaによる作詞、Hiroshi Furukawa作曲のこの楽曲は、嫉妬という感情をテーマにしています。Sadahiro Nakanoが編曲を担当し、印象的なビートが特徴です。
この
アルバムバージョンは、
知念里奈の15th
シングルに当たります。
森浩美が作詞を担当し、
上田知華が作曲したこの曲は、アニメ映画『
ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の主題歌としても知名度があります。
early morning(4:43)
H.U.Bが作詞したこの曲は、朝の訪れをテーマにした心地よいサウンドが広がります。Hisashi Nawataによる作曲が良いアクセントとなっています。
UNIVERSE〜RING of the ring finger〜(4:28)
Akifumi Shiotaが作詞を務めたこのトラックは、宇宙的なイメージを持ち、テーマ性が強い楽曲です。
control(4:02)
H.U.Bが作詞したこの曲は力強いメッセージが込められており、気持ちを高めてくれます。
Give me your love(4:08)
この楽曲はURANによる作詞と
大久保薫による作曲が特徴で、ビート感あふれるリズムが心を躍らせます。
Just Believe(4:28)
14th
シングルであるこの楽曲はURANが作詞し、
大久保薫が作曲しています。希望に満ちた歌詞が聴く人を勇気づけることでしょう。
rendez-vous〜大気圏を抜け出そう〜(4:15)
H.U.Bによる作詞が印象的なこの曲は、新たな世界への挑戦を描いています。
TOM(6:56)
知念里奈にとって初の単独作詞による作品です。思いを込めた歌詞が深い感動を呼ぶ一曲です。
CLUB ZIPANGU(ボーナス・トラック)(4:12)
このボーナストラックは、
康珍化の作詞による楽曲で、
リッキー・マーティンの『She Bangs』のカバー。知念は「R・I・N・A」という名義でリリースした一曲です。
まとめ
『breath』は、
知念里奈の豊かな音楽性や多様な感情を表現する
アルバムとして、ファンにとって特別な存在です。多彩な楽曲の数々が、今もなお心に響き続けることでしょう。