CASANOVA

祝祭喜歌劇『CASANOVA』

宝塚歌劇団によって上演されたミュージカル作品。作・演出は生田大和、作曲はドーヴ・アチアが手掛けた。

公演概要

2019年2月8日から3月11日まで宝塚大劇場、同年3月28日から4月29日まで東京宝塚劇場にて、花組によって上演された。

花組トップ娘役であった仙名彩世の退団公演であり、宝塚歌劇団における平成最後の千秋楽を迎えた作品としても知られている。

フランス人作曲家ドーヴ・アチアが全曲を書き下ろした楽曲は、作品に華やかさと深みを与えている。

あらすじ

18世紀のヴェネツィアを舞台に、稀代のプレイボーイとして知られるジャコモ・カサノヴァの愛と冒険の物語が展開される。
自由奔放なカサノヴァは、様々な女性たちとの恋を繰り広げながら、政治的な陰謀にも巻き込まれていく。その中で、真実の愛を求めていく姿を描いている。

主要な配役

ジャコモ・カサノヴァ：明日海りお（新人公演：帆純まひろ）
ベアトリーチェ：仙名彩世（新人公演：華優希）
アントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロ：柚香光（新人公演：聖乃あすか）
ミケーレ伯爵：夏美よう（新人公演：一之瀬航季）
フォスカリーニ：高翔みず希（新人公演：高峰潤）
ゾルチ夫人：花野じゅりあ（新人公演：糸月雪羽）
シルヴィア・バレッチ：芽吹幸奈（新人公演：若草萌香）


その他にも、瀬戸かずや、冴月瑠那、白姫あかり、鞠花ゆめ、鳳月杏など、多くの花組スターが出演している。

スタッフ

作・演出：生田大和
作曲：ドーヴ・アチア（英語版）
音楽監督・編曲：太田健
編曲：青木朝子
音楽指揮：塩田明弘
振付：御織ゆみ乃、桜木涼介、AYAKO
殺陣：清家三彦
装置：二村周作
衣装：有村淳
照明：笠原俊幸
音響：大坪正仁
サウンドプログラマー：上田秀夫
小道具：三好祐磨
映像：奥秀太郎
歌唱指導：やまぐちあきこ

作品の特徴

ドーヴ・アチアによる音楽は、物語を彩る重要な要素となっている。キャッチーなメロディーと、ドラマティックな展開は、観客を魅了する。

また、カサノヴァの華麗な生き様を、宝塚歌劇ならではの豪華な衣装や舞台セットで表現している。出演者の熱演も、作品の魅力を引き立てている。

その他

本公演は、花組トップ娘役・仙名彩世の退団公演であり、彼女の集大成とも言える舞台となっている。また、平成最後の宝塚歌劇団作品として、多くのファンに記憶されている。

外部リンク

* CASANOVA - 宝塚歌劇公式サイト

もう一度検索