CHANDELIER

石井竜也の13枚目のスタジオ・アルバム『CHANDELIER』は、2009年3月4日にリリースされました。このアルバムは、石井竜也が敬愛する作曲家、筒美京平から6曲もの楽曲提供を受けたという点で、非常に注目を集めました。

アルバムは初回盤と通常盤の2形態で発売され、初回盤には「DANCE IN LOVE」のミュージック・ビデオや、石井竜也のロングインタビューを収録したDVDが付属しています。また、初回盤と通常盤ではジャケットのデザインが異なっており、ファンにとってはどちらも手に入れたいアイテムとなっています。

収録曲は、石井竜也自身が作詞・作曲を手掛けた楽曲に加え、筒美京平が作曲した楽曲が多数収録されています。筒美京平の提供曲は、石井竜也の新たな音楽性を引き出すとともに、アルバムに多様な彩りを与えています。

アルバム収録曲の中から、いくつかの楽曲について解説します。

濡れ濡れドジャブ恋愛
石井竜也が「社交ディスコとはこういうものである」という音を具現化させたと語る楽曲。タイトルは仮歌の段階で付けられたものがそのまま採用されたとのことです。
DANCE IN LOVE
25枚目のシングルとしてリリースされた楽曲。CHOKKAKUによる編曲が施されています。
夢の恋は
「年を重ねた男の後悔の中に漂う叙情感」をテーマに、筒美京平が作曲した楽曲。CHOKKAKUが編曲を担当しています。
Poison Snake
男性が秘めている「オイタをしてしまう毒蛇」をテーマにした楽曲。柿崎洋一郎が編曲を手掛けています。
アクセス
身分違いの恋に悩む心情を歌った楽曲。携帯電話のメール着信音が効果的に使用されています。
妖精
西日本鉄道『西鉄電車』のCMソングとして使用された楽曲。筒美京平が作曲し、柿崎洋一郎が編曲を担当しています。
* にがい涙
25枚目のシングルの2曲目に収録された楽曲。スリー・ディグリーズのカバーで、安井かずみが作詞、筒美京平が作曲、柿崎洋一郎が編曲を担当しています。

初回盤DVDには、ミュージックビデオの他、石井竜也のスペシャルインタビュー、そして「DANCE IN LOVE -T.I Edit Version-」が収録されています。さらに、隠しトラックとして「DANCE IN LOVE -裏-」が収録されており、DVDのメインメニューで特定の操作を行うことで再生可能です。

『CHANDELIER』は、石井竜也の音楽的探求心と、筒美京平とのコラボレーションが生み出した、バラエティ豊かな楽曲が楽しめるアルバムです。石井竜也のファンはもちろん、J-POPファンにとっても聴き逃せない一枚と言えるでしょう。

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