Cloverfield

アルバム『Cloverfield』の紹介

藤井フミヤによる12枚目のオリジナルアルバム『Cloverfield』は、2004年5月19日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからリリースされました。本作は、前作『LADY SISTER BABY』からわずか7ヶ月の間隔を空けてのリリースで、全8曲が収録されています。これまでの3作品と同様、全楽曲の編曲を手掛けるのは屋敷豪太です。

アルバムの特徴

『Cloverfield』は、ジャンルを超えた多様なスタイルを探索しており、ファンからの期待を裏切らない内容となっています。初回生産盤はレーベルゲートCD2仕様で発売された後、翌年に標準的なCD-DAフォーマットで再発売されました。初回版には特典として、「2004 JAILHOUSE PARTY」のチケット先行予約案内やジャケットステッカーが同梱され、ファンにとって嬉しいプレゼントとなりました。

収録曲一覧

本アルバムには以下の楽曲が収められています：
1. love & drive
2. 記憶（Cloverfield Version）
3. Thrill up (Venice Beach Version)
4. あいおい損保CFソング
5. Tiffany's Dinner
6. NO FAKE
7. Close
8. Precious days

各楽曲の解説

love & drive

この楽曲は、切ない恋愛の感情とドライブの解放感を結びつけた作品です。爽快感あふれるメロディーに乗せて、心の内を表現しています。

記憶（Cloverfield Version）

人気の高い「記憶」の新アレンジ版。テーマは忘却と再生で、ノスタルジックな雰囲気が漂います。

Thrill up (Venice Beach Version)

原曲に新たなサウンドを加え、よりリズミカルでエネルギッシュな印象を与えたバージョンです。

あいおい損保CFソング

有名な広告キャンペーンに使用されたメロディーを持つ、この楽曲は商業音楽の一例ですが、フミヤの独特なタッチが光っています。

Tiffany's Dinner

大人の雰囲気を醸し出すこの楽曲は、成熟した恋愛をテーマにしたバラードで、聞く者の胸を打つ内容です。

NO FAKE

力強いメッセージを持つこの楽曲は、オリジナリティや真実の大切さを歌ったもので、聴衆に強い印象を与えます。

Close

しっとりとしたバラードで、愛する人との近さをテーマにした心温まる曲です。ディープな感情を引き出す一曲となっています。

Precious days

日々の大切さを伝えるメッセージ性の強い楽曲で、聴く人に希望を与える内容が特徴です。

『Cloverfield』は、藤井フミヤが様々な音楽的表現を通じてファンに届ける愛のメッセージで満ちています。これらの楽曲が収められたアルバムは、多くのリスナーの心に響く作品であり、彼の音楽キャリアにおける重要な位置付けを与えています。

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