Colorful Palette

株式会社Colorful Palette (カラフルパレット) について

株式会社Colorful Paletteは、スマートフォンアプリの企画・開発を主な事業とする日本の企業です。サイバーエージェントのグループ会社であり、その子会社として、魅力的なコンテンツを創出しています。

歴史

Colorful Paletteは、2018年6月1日に株式会社Craft Eggの子会社として設立されました。設立当初は、Craft Eggの取締役であった近藤裕一郎氏が代表取締役社長に就任しています。社名には「人生を彩るコンテンツを創る」という願いが込められており、Craft Eggの新スタジオとして、アプリ開発とメディアミックス展開を重視した活動を行っています。

設立の背景には、Craft Eggが開発した『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』の成功と、当時水面下で開発が進められていた『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』の存在がありました。Craft Eggは、『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』の開発当時、「この作品がヒットしなければ会社がなくなる」というほどの危機的な状況にありました。しかし、この作品は大ヒットを記録し、プロデューサーであった近藤裕一郎氏は、次なるヒット作を生み出すために、『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』の開発を決意します。

この新作の開発にあたり、Craft Eggの代表である森川氏とサイバーエージェントの取締役副社長である日高氏に相談し、子会社を設立することになりました。こうして、『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』の開発チームを中心として、Craft Egg内にColorful Paletteが設立されました。子会社という位置づけではありますが、制作体制や理念はCraft Eggのものを引き継いでおり、両社は同じフロアで活動しているため、密な協力体制と連携がとられています。

2020年9月30日には、『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』がリリースされ、大きな話題を呼びました。また、2020年秋には、キャストやスタッフのスケジュール調整、外部の音声スタジオの予約・予算管理などの問題を解消するために、Craft Eggの音声収録スタジオとして「Studio Egg」が設立されました。ここでは、自社作品関連の録音全般やライブ配信なども行われています。

2024年4月1日には、親会社であったCraft Eggがサイバーエージェントに吸収合併されたため、Colorful Paletteはサイバーエージェントの孫会社から、直接の子会社へと変更になりました。さらに、2024年6月10日には、コーポレートロゴを刷新し、ライブコンテンツの企画開発を行う子会社として「株式会社Colorful Palette ENCORE」を設立。同社は、自社コンテンツのライブイベント制作だけでなく、これまでの知見を活かした3DCG分野の受託制作事業も展開しています。

評価

Colorful Paletteが開発するスマートフォン向けアプリケーションゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』は、2020年12月1日に『Google Play ベスト オブ 2020』ユーザー投票部門にて最優秀賞を受賞しました。

開発ゲーム

プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク

関連人物

近藤裕一郎（代表取締役社長、『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』プロデューサー・ディレクター）
日高裕介（取締役）
浮田光樹（取締役）
塚田陸（取締役）
飯塚昂平（取締役）
川邊俊彦（監査役）
伊藤寛起（執行役員）
玉川大樹（執行役員）
山下あづさ（『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』シナリオディレクション）
桝井愛（『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』メインライター）
飯塚昴平（『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』アートディレクター）
松田龍弥（『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』3DMV・バーチャルライブ開発）
田中耀（Studio Egg管理責任者）

外部リンク

公式ウェブサイト
Colorful Palette 公式オンラインストア
株式会社Colorful Palette（カラフルパレット） (@CP_inc_official) - X（旧Twitter）
Colorful Palette (colorfulpalette) - note

Colorful Paletteは、今後も革新的なコンテンツを創出し、エンターテイメント業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。

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